第3回:ソフトウェアの開発スタイルの今後 (3/3)

コマーシャルオープンソース
コマーシャルオープンソースの波

第3回:ソフトウェアの開発スタイルの今後
著者:ケアブレインズ  内田 隆平   2006/7/21
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日本におけるコマーシャルオープンソース

   表4は、日本でコマーシャルオープンソースを展開する主なベンダです(Linuxのディステュリビュータは除いています)。すでに日本でも業務アプリケーションレイヤでのコマーシャルオープンソース化の準備が整いつつあることがわかります。
ソフトウェア名分野本社日本代理店
SugarCRMCRM米国SugarCRM(株)ケアブレインズ
AlfrescoCMS英国Alfresco(株)イージフ
JBossミドルウェア米国Red Hatレッドハット(株)
MySQLデータベース欧州MySQL ABMySQL(株)

表4:日本のコマーシャルオープンソースベンダ

   第1回で紹介したOptaros社のCMSの格付け図にもありましたが、このようなコマーシャルオープンソースに欠かせないのはコミュニティの存在です。コミュニティが存在してはじめて、ソフトウェアベンダ側のコストが下がり、ユーザも事前検証が自在にできるからです。

   表4であげたベンダは、欧米ではコミュニティを持っていますが、日本語のコミュニティを持っているベンダは多くありません。おそらく、これから日本でもコマーシャルオープンソースが普及するにつれ、コミュニティも増え大きくなってくるでしょう。

   いずれのベンダのソフトウェアも、やや機能は省かれますが無償版を提供しています。ご関心がある方は、まず無償版ソフトウェアをダウンロードして自ら触ってみてはいかがでしょうか。そしてコミュニティに参加して機能を検証したり、コミュニティ活動を体験したりしてみてください。

   そしてこのソフトウェア提供モデルが、これまでのソフトウェアベンダにない、爽快でストレスのないソフトウェア開発プロセスや保守サービスを提供していることを実感していただけますと幸いです。

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株式会社ケアブレインズ 内田 隆平
著者プロフィール
株式会社ケアブレインズ  内田 隆平
株式会社ケアブレインズ取締役CTO。
東京大学農学部卒業、早稲田大学ビジネススクール技術経営学修士(MBA in Technology Management)。米国SugarCRMコア開発メンバー、SugarCRM日本語化リーダーを兼務。17,000名のSugarCRMコミュニティではトップ10コントリビューターとして表彰される。


INDEX
第3回:ソフトウェアの開発スタイルの今後
 はじめに
 ソフトウェアベンダのスタイルも変わる
日本におけるコマーシャルオープンソース
コマーシャルオープンソースの波
第1回コマーシャルオープンソースとは
第2回ユーザとベンダにもたらすメリット
第3回ソフトウェアの開発スタイルの今後

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