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| Oracle Gridとは | ||||||||||||
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Oracle社が掲げるGridのメリットは、大きく3つある(表3)。
表3:Gridのメリット
安価なマシンを並べてハードウェアコストを削減し、数十台のマシン構成によりパフォーマンスを高めると共に、柔軟なサーバ追加などの拡張によりパフォーマンス向上も行える。さらに1台のマシンで障害が発生した場合も、他のマシンにフェイルオーバーすることでサービスを提供し続けることが可能となる。 つまりOracle Gridとは、分散したコンピュータを巨大な1台の仮想コンピュータとして利用するというGridのコンセプトに従い、効率的な資源の分配と高い信頼性を可能とし、高品質なサービスを低コストで提供すべく実装されているのだ。 その基本は、Oracle Database 10g、Oracle Application Server 10gという2階層と、それら全体の運用管理を行うOracle Enterprise Manager10gで構成されており、それぞれがBusiness Gridを実現し、相互に連携する機能を持っている。さらにOracle社は製品ラインナップ、およびその機能を拡充することで、すでに述べてきた問題を解決する「システム統合基盤」の実現を目指している。 Oracle Gridは、Oracle Fusion Middlewareを実行するシステム基盤リソースを最大化する、いわゆる全体最適を実現するインフラ統合基盤であるといえよう。 |
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