現在の部署では、Oracleベースの仕事ということもあり、Oracle Masterをはじめとした資格の取得が推奨されているとのこと。社内では、実は忙しく仕事をしている人ほどきっちりと資格を取得しているそうだ。
なお、中西氏は過去にOracle Masterを取得したものの、それからまったく更新せず、失効している状態だという。
「例えば勉強ができるという人がいて、じゃあその人は仕事ができるかというと、必ずしもイコールではありません。でも、仕事ができる人は勉強もできると思います。実際、Oracle Masterを取得できるくらいの知識がなくては仕事ができないと思いますが、資格があるから仕事ができるわけではありません。
私自身はOracle Masterを取得した当時、まったく何も勉強しないで受験して、そのまま受かったという形でした。実際にお客様が運用で困っている、という部分での問題が中心で、重箱のスミをつつくような内容はあまりなかったことも、すんなりと取得できた理由でしょう。
現在はOracleの内部の動きや機構をきっちりと理解していないと解けないような問題が増えています。普通に作業している点では必要のない知識も多いですが、実はチューニングの時には役立つのですよ」と、中西氏流の資格の活かし方を語ってくれた。
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