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仮想化技術 完全攻略ガイド
Virtual Server 2005 R2で次期Windows Server環境を試す

第2回:Virtual Serverのインストール
著者:慶應義塾大学環境情報学部(SFC)学部生  小野 雄太郎
2006/11/14
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IISが必要

   Virtual Serverをインストールする際、Web管理コンソールの導入のためにIISがインストールされている必要があります。Virtual Serverのインストールが始まるときに、IISがインストールされていないと、先にIISをインストールするよう警告するメッセージが表示されます(図7)。
インストールにはIISが必要
図7:インストールにはIISが必要

   このメッセージが表示されてしまった場合は、いったんVirtual Serverのインストールを中止してIISを先にインストールします。IISをインストールするには、Windowsのコントロールパネルから「プログラムの追加と削除」を選び(図8)、左側のメニューから「Windowsコンポーネントの追加と削除」を選択します。

Windowsコンポーネントを追加
図8:Windowsコンポーネントを追加
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   するとWindowsコンポーネントウィザードが起動するので、ここから「インターネットインフォメーションサービス(IIS)」のチェックボックスをチェックして、ローカルマシンにIISをインストールします(図9)。

IISを追加
図9:IISを追加
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


Web管理コンソール

   インストールされたVirtual Serverを利用するにはWeb管理コンソールを使用します(図10)。

Web管理コンソール
図10:Web管理コンソール
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   このWeb管理コンソールから仮想環境の作成や管理、Virtual Server自体の設定などが行えます。また、このWeb管理コンソール自体へのアクセスをSSLで保護したり、ユーザーやグループごとにアクセス権を設定し、Virtual Serverの管理を制限したりすることもできます。

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慶應義塾大学環境情報学部(SFC)学部生 小野 雄太郎
著者プロフィール
慶應義塾大学環境情報学部(SFC)学部生   小野 雄太郎
Microsoft MVP for Windows Server - Networking, Jan 2004 - Jan 2007.
1982年生まれ。エンタープライズネットワークやIPv6といったネットワーク技術のほか、Windows Server Systemの設計や運用などを独学で習得。幅広い分野をひとりでカバーする。MCSEをはじめCCDA/CCNAといったベンダー資格も多数保有する。2004年より慶應義塾大学に在籍中。


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第2回:Virtual Serverのインストール
  はじめに
IISが必要