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仮想化技術 完全攻略ガイド
Virtual Server 2005 R2で次期Windows Server環境を試す

第2回:Virtual Serverのインストール
著者:慶應義塾大学環境情報学部(SFC)学部生  小野 雄太郎
2006/11/14
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Virtual Serverをインストールする

   今回は、実際に Virtual Server で仮想環境を構築するための準備として、VirtualServerをインストールしてみたいと思います。

ダウンロード方法

   Virtual Server 2005 R2が無償製品になったことで、現在ではMicrosoftのWebサイトからVirtual Server 2005 R2Enterprise Editionがダウンロードできるようになっています。

   Virtual Serverをダウンロードするためには、Virtual Serverの製品Webサイト(注1)へアクセスし、メニューバーの「ダウンロード」リンクからVirtualServerのダウンロードページを開き、32bit版(x86 Edition)か64bit版(x64 Edition)をダウンロードします。ダウンロードしたファイルを実行すると、Virtual Serverのインストールを開始できます。



インストール

   Virtual Serverのインストーラを起動(図4)すると、使用許諾契約の受諾、ユーザー情報の入力に続き、インストールするコンポーネントの選択があります。

インストーラを起動
図4:インストーラを起動
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   ここでインストールするコンポーネントを決定すると、さらにWeb管理コンソールを導入するIISサイトの設定(Windows XPの場合は固定されています)と、管理コンソールにアクセスするためのWindowsファイアウォールの設定があります。すべてを決定するとVirtual Serverのインストールを開始できます(図5)。

インストールを開始
図5:インストールを開始
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   Virtual Serverのインストールが完了するとインストール結果が表示され、そのままWeb管理コンソールにアクセスしたり、各種のドキュメントを読んだりできます(図6)。もちろんスタートメニューからもアクセスできます。

インストール完了
図6:インストール完了
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

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慶應義塾大学環境情報学部(SFC)学部生 小野 雄太郎
著者プロフィール
慶應義塾大学環境情報学部(SFC)学部生   小野 雄太郎
Microsoft MVP for Windows Server - Networking, Jan 2004 - Jan 2007.
1982年生まれ。エンタープライズネットワークやIPv6といったネットワーク技術のほか、Windows Server Systemの設計や運用などを独学で習得。幅広い分野をひとりでカバーする。MCSEをはじめCCDA/CCNAといったベンダー資格も多数保有する。2004年より慶應義塾大学に在籍中。


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