Ludia Ver.0.9は、PostgreSQL Ver.8.1に対応しています。PostgreSQL Ver.8.0以前およびVer.8.2は、インデックスに関するAPIがVer.8.0と異なるためLudia Ver.0.9では対応していません。PostgreSQLのバージョンは、以下のように調べることができます。
[postgres@cntd1952 ~]$ postmaster -version
postmaster (PostgreSQL) 8.1.5
導入済みのPostgreSQLを利用する際は、バージョンをチェックしてVer.8.1であることを確認してください。
なお、PostgreSQL Ver.8.1をソースからコンパイルして導入したか、RPMパッケージを用いて導入したかによって、Ludiaのインストール手順が一部異なります。そのため、RPMパッケージを用いた導入かどうかを以下のように確認してください。下記で何も表示されなければ、ソースから導入した可能性が高いです。
[root@cntd1952 ~]# rpm -qa | grep postgresql
postgresql-libs-8.1.4-1.1
postgresql-server-8.1.4-1.1
postgresql-devel-8.1.4-1.1
postgresql-8.1.4-1.1
postgresql-python-8.1.4-1.1
なお、今回の導入手順はこの5つのRPMパッケージが導入されている環境で進めていきます。特にpostgresql-develパッケージは、Fedora Core 6を標準的にインストールした状態では導入されていない可能性が高いです。導入されていない場合は、下記のように導入してください。
[postgres@cntd1952 ~]$ rpm -ivh /media/cdrom/Fedora/RPMS/postgresql-devel-8.1.4-1.1.i386.rpm
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