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| オープンソース全文検索の導入 | ||||||||||||||||
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では、早速Ludiaを導入していきます。なお、Ludia Ver.0.9は表1の環境で動作検証しています。
表1:Ludia Ver.0.9の検証済み動作環境 OSについては、Red Hat Enterprise Linux以外のLinuxディストリビューションでも問題なく動作すると思われます。そこで本連載ではRed Hat Enterprise Linuxではなく、個人でも容易に入手できるFedora Core 6を使用します。 DBMSは、PostgreSQL Ver.8.1でのみ動作します。PostgreSQL Ver.8.0以前およびVer.8.2はLudia Ver.0.9では動作しません。PostgreSQL Ver.8.2については、次のバージョンで対応する予定です。 今回はLudiaの導入から設定までを、はじめてソースからコンパイルする人でもわかりやすいように詳細に説明します。 |
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| ダウンロード | ||||||||||||||||
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Ludiaは、SourceForgeのLudiaプロジェクトのWebサイトからダウンロードします。 SourceForgeでは、Ludiaが必要とするSennaとMecabを包含した「ludia-withdeps-0.9.0.tar.gz」と、Ludia本体のみの「ludia-0.9.0.tar.gz」の2種類を提供しています。導入する環境に応じて、必要なものをダウンロードしてください。なおSennaとMeCabを個別にダウンロードする場合は、下記サイトよりダウンロードできます。
Senna
http://qwik.jp/senna/Download.html MeCab/mecab-ipadic http://sourceforge.jp/projects/mecab/files/ 本連載ではludia-withdepsからLudiaを導入します。まずは、このファイルをダウンロードし、適切な場所に保存します。今回はユーザpostgresのホームディレクトリに保存します。 |
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| PostgreSQLの準備 | ||||||||||||||||
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Ludia Ver.0.9は、PostgreSQL Ver.8.1に対応しています。PostgreSQL Ver.8.0以前およびVer.8.2は、インデックスに関するAPIがVer.8.0と異なるためLudia Ver.0.9では対応していません。PostgreSQLのバージョンは、以下のように調べることができます。
[postgres@cntd1952 ~]$ postmaster -version
導入済みのPostgreSQLを利用する際は、バージョンをチェックしてVer.8.1であることを確認してください。 なお、PostgreSQL Ver.8.1をソースからコンパイルして導入したか、RPMパッケージを用いて導入したかによって、Ludiaのインストール手順が一部異なります。そのため、RPMパッケージを用いた導入かどうかを以下のように確認してください。下記で何も表示されなければ、ソースから導入した可能性が高いです。
[root@cntd1952 ~]# rpm -qa | grep postgresql
なお、今回の導入手順はこの5つのRPMパッケージが導入されている環境で進めていきます。特にpostgresql-develパッケージは、Fedora Core 6を標準的にインストールした状態では導入されていない可能性が高いです。導入されていない場合は、下記のように導入してください。
[postgres@cntd1952 ~]$ rpm -ivh /media/cdrom/Fedora/RPMS/postgresql-devel-8.1.4-1.1.i386.rpm
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