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高性能なオープンソース全文検索システム「Ludia」 |
第4回:Ludiaを体験
著者:NTTデータ 加納 寿浩 2007/1/30
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Ludiaの動作環境設定
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Ludia用の設定をpostgresql.confに追加します。postgresql.confはデータベースクラスタの格納場所に存在します。
以下の内容をpostgresql.conf に追加します。各パラメータの詳細は、LudiaのREADMEを参照してください。

(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
postmasterを起動し、ludiaデータベースを作成します。ludiaデータベースにpgsenna2.sqlを実行し、ユーザー定義関数等を登録します。

(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
なお、pgsenna2.sqlの格納場所は、PostgreSQLのインストール方法により異なります。環境に合わせてパスを変更してください。
- PostgreSQLをソースから導入した場合
/usr/local/pgsql/share/pgsenna2.sql
- PostgreSQLをRPMパッケージで導入した場合
/usr/share/pgsql/pgsenna2.sql
表3:pgsenna2.sqlの格納場所
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データの準備
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検証用のデータを用意しました。郵政公社より配布されている郵便番号一覧表を加工したものです。下記からダウンロードしてください。
郵政公社から提供されているオリジナルのデータは、以下のURLを参照してください。
このデータを登録するテーブルを定義します。2種類の全文検索インデックス用に同一内容のテーブルを2つ定義しておきます。以降、zipテーブルを単語インデックス用、zip2テーブルをN-gramインデックス用とします。
[postgres@cntd1952 ~]$ psql ludia
ludia=# CREATE TABLE zip(
ludia(# zipcode char(7),
ludia(# address text);
CREATE TABLE
ludia=# CREATE TABLE zip2(
ludia(# zipcode char(7),
ludia(# address text);
CREATE TABLE
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著者プロフィール
株式会社NTTデータ 加納 寿浩
日本でも有数の大規模システム更改プロジェクトに企画段階からサービス開始まで従事。主にメインフレーム上のデータベース性能対策を行う。その後、該当システムのオープン化検証にて、オープン系DBMSの評価を行った。2005年から現職。Ludiaプロジェクトの立ち上げを行う。
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