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| サーバの生存監視 | ||||||||||
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ウノウでは「nagios」を使用し、MySQL、memcache、http、ping、DNS、SMTPの各サーバについて以下のような項目で生存監視を行っています。
表3:サーバの生存監視項目 Red Hat系のディストリビューションでは、以下のように作業することでインストールから設定までを行うことができます。 まず以下のようにyumコマンドを実行してインストール作業を行います。
% yum install nagios nagios-plugins nagios-plugins-http
設定ファイルは/etc/nagios配下のディレクトリに保存されます。
% ls /etc/nagios
基本的な設定ファイルは以下のようになります。
表4:nagiosの設定ファイルの内容 まず全体的な設定を行うため、nagios.confを以下のように編集します。
% vi /etc/nagios/nagios.conf
続いてcommandファイルを設定し、nagiosが使用するコマンドの定義を行います。ここでは例としてhttpサーバの疎通確認について設定します。 commandファイルの内容を編集し、動作と名称を決めてコマンドの定義を行います。以下の例では「check_http」という実行ファイルでhttpサーバの疎通をチェックしており、名称を「check_http」と指定しています。
% vi /etc/nagios/commands-cfg
さらにlocalhost.cfgで、先ほど名称を決定したコマンドをどのように、どのホストに対して使用するかを定義します。今回は、以下のように設定を行います。 まず最初に設定している「timeperiod」は、どの時間帯に監視を行うかをあらわしています。例では24時間365日、監視を行うように設定しています。 次に「contact」で、コンタクト(連絡手段)を定義します。ここでは送信先のメールアドレス設定などを行います。なお「service_notification_command」を使用すると、メールだけではなく、IRCなどに通知することもできます。 「host」は監視対象の設定です。この項目では設定を継承することができ、最初に「linux-server」という汎用のhostを定義し、それを継承して「localhost」というサーバを定義しています。この項目ではコンタクトの設定で定義した「contanct-group」を設定しておきます。 最後に「service」で実際の監視の設定を行います。この項目でも設定の継承が行えるので、「local-service」を継承し、「hostname」には先ほど定義した「localhost」を、コマンドには「command.conf」で定義したコマンドをそれぞれ設定します。 設定が終了したら以下のコマンドを実行し、httpサーバとnagiosを起動した後でhttpサーバを停止させます。
$ /etc/init.d/httpd start
正しく設定が行われていれば、設定したメールアドレスに通知が届きます。 |
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