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| Scalixへの移行 | ||||||||||
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既存システムからScalixに移行する手段は、様々なものが用意されています。 例えば、スケーリックスではMicrosoft Exchange Serverからの移行を容易に実現するマイグレーションツールも提供しています。またそれ以外のメッセージングソフトウェアからの移行も様々な方法で可能です。 移行可能なデータは、図1のようになります。
※注1:
送信済みフォルダを除く
※注2: 手動によるエクスポート・インポート ※注3: PSTファイル形式のマイグレーション |
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| オープンインターフェース | ||||||||||
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スケーリックスでは様々なソリューションと連携するための開発を進めています。例えばモバイル端末(携帯電話・PDA)との連携やSFA・CRMソリューションである「SugerCRM」との連携、VoIPとの連携なども実現する予定です。 Scalix自体は業界標準プロトコル(POP3/IMAP4/LDAP/SMTP/iCalなど)に対応しており、SOAP(Simple Object Access Protocol)やREST(Representational State Transfer)による連携が実現できるAPIも提供しています。 これらのAPIのドキュメントは公開されているため、他社製品のグループウェアやブログ、業務システムなどと連携することも可能です。 |
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| オープンソース | ||||||||||
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2007年3月現在の最新版であるバージョン11から、Scalixの多くのコンポーネントがオープンソースソフトウェアとして公開されています。ただし現在は、公開準備中のソースコードもあり、すべてのソースコード公開が完了するのは2007年度の第2四半期になる見込みです。 ソースコード公開の狙いとメリットはいくつかあげられます。1つは、Linux以外のプラットフォームへの移植、機能の追加や既存機能の変更、スケーリックスが提供していない言語へのローカライズなどが促進され、ユーザの自由度が高まることがあげられます。 2つ目にメッセージングやコラボレーション機能との連携強化をしたい他ソフトウェアベンダーや開発グループは、自由にScalixとの連携をはかることが可能になります。この場合、連携する製品がオープンソースソフトウェアでなくても、連携を行うことができるのです。 3つ目に普遍的でニーズが高い機能を、Scalix製品に取り入れてサポート対象に加えていくことが可能になることがあげられます。製品の進化スピードが速まるというだけでなく、ニーズの高い機能が活用できるようになることは、多くのユーザにとってのメリットとなります。 次回はScalixのメール機能について紹介していきます。 |
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