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Nexaweb Studioで手軽にリッチクライアントアプリケーション開発
第1回:Nexaweb StudioでHelloWorldを表示させる
著者:
チェンジビジョン 岩永 寿来、豆蔵 長谷川 裕一
2007/4/6
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HelloWorldの表示
次に、作成したUIをNexawebアプリケーションとして動作させ、HelloWorld画面を表示させよう。それにはServerの登録から起動までの作業が必要となる。
この作業はメニューの「File → New → Other → Server」から行う。ServerとしてTomcat5.5を選んで次に進む(図6)。
図6:Serverの追加
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
次にServerにどのプロジェクトを追加するか選択する画面が表示されるので、ここでは「HelloWorld」プロジェクトを「Configured Project」に追加して「Finish」ボタンをクリックする(図7)。するとServersビューにTomcatが追加されるので、コンテキストメニューやツールバーからServerを起動する。
図7:Serverへのプロジェクトの追加
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
Serverを起動するとコンソールに使用しているNexaweb Platformのバージョンとともにログが出力される(図8)。
図8:Serverの起動
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
その後、作成したUIをNexawebアプリケーションとして起動し、HelloWorld画面を表示する。起動と表示を行うには、ツールバーから「Run Nexaweb Application → Default Nexaweb Client」を選択する(図9)。
図9:HelloWorldの実行
するとUIがNexawebクライアントで解析され、HelloWorldと書かれた画面が表示される。
今回のまとめ
今回はプロジェクトの設定や起動の解説で終わってしまった。次回はXUpdateによるXMLの更新や、XIncludeなどを用いた画面遷移や実行時に画面を変更する方法を紹介する予定だ。
その後応用編として、画面からのイベントを受けて表示する文字を「HelloWorld → こんにちわ」に変えたり、画面を遷移させる方法について解説する。
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著者プロフィール
株式会社チェンジビジョン 岩永 寿来
モデリングツールJUDEを開発しているチェンジビジョンで、ソフトウェア開発プロジェクトの見える化を支援するTRICHORDを開発している。最近は2DやJOGLなど3D技術に興味があり、クールなUIやエフェクトを日々探求している。共著として「Spring入門(技術評論社)」、「Spring2.0入門(技術評論社)」。
著者プロフィール
株式会社豆蔵 長谷川 裕一
XMLの技術開発やCORBA、EJBを使用したシステム開発などを経て、現在はアジャイル開発プロセスの導入から工学的なソフトウエアプロセスの策定、オープンソースプロダクトに関するコンサルタント、アーキテクトとして常に第一線で活躍。共著として「プログラムの育てかた 現場で使えるリファクタリング(ソフトバンク)」、「Spring入門(技術評論社)」。
INDEX
第1回:Nexaweb StudioでHelloWorldを表示させる
Nexawebで作るHelloWorld
ソースフォルダの構造
HelloWorldの表示