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| IT投資の戦略的取組みと評価の考え方 | ||||||||||||||||
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IT投資において先行している企業とIT投資を行わない企業を比較した場合、企業価値の増大をもたらす戦略を立てられない企業が市場から取り残されているように思われる。これはIT戦略に関わるステークホルダ(投資家・経営者・情報システム・社員)が、表4のような問題提議を常に行いながら投資を検討しているかが論点となる。
表4:IT戦略に関わるステークホルダは問題を理解し、 常に問題提議しながら投資を検討しているか |
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| IT投資に対して留意すべきポイント | ||||||||||||||||
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従来のような「どんぶり勘定」的あいまいな投資判断との決別を行うために、IT投資の目的に対して留意すべきポイントは下記2点が考えられる(表5)。
表5:IT投資の目的に対して留意すべきポイント これらは経済環境・市況だけを見た投資環境判断や同業他社との相対比較(多くの日本企業が行ってきた従来の投資判断手法)など、従来の投資効果算定と異なるものである。 |
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| IT投資に求められる視点 | ||||||||||||||||
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これからのIT投資を行う際に求められる視点として表6のように考える。
表6:IT投資を行う際に求められる視点 |
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| もう1つのIT投資評価の可視化 | ||||||||||||||||
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「ビジネスモデルの変革を伴うIT投資」を評価する場合、IT構築の前後の評価だけでなく、IT投資を戦略的・業務的に効果を見える仕組みにすることが重要である。
表7:ビジネスモデルの変革を伴うIT投資の仕組み 単純なIT投資だけで効果を得るものは、「メリット/デメリット」によるROIの算定も容易である。しかし戦略的な取り組みが必要なものでは、戦略目標の達成に2〜3年の期間を要する。この場合、その期間で中間的な達成目標と投資効果の目標値を数値し、投資に関する施策を検討していく必要があるのだ。 |
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