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| yumコマンドでインストールできるかテストする | ||||||||||
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ではテスト用のパッケージをyumコマンドでインストールできるかを確認します。今回はテスト用のRPMパッケージとしてlogwatch RPMをインストールしてみましょう。事前にlogwatchコマンドがインストールされていないことをrpmコマンドで確認しておきます。
# rpm -qa |grep logwatch
yumコマンドでlogwatch RPMパッケージをインストールします。
# yum -y install logwatch
logwatch RPMパッケージがシステムにインストールされているかを再度確認します。
# rpm -qa |grep logwatch
これでApache Webサービスを利用したネットワーク経由でのRPM配信を実現するyumレポジトリサーバは構築できました。あとはRPMを取得したいクライアント側(管理対象)にyumの設定ファイルをコピーすれば、その管理対象はyumレポジトリサーバを利用してRPMパッケージの取得が可能になります。 管理対象のマシンのホスト名を「bl460c01」とすると、以下のようにコピーしてください。
# scp /etc/yum.repos.d/network1.repo bl460c01:/etc/yum.repos.d/
では管理対象のマシンからyumコマンドでRPMパッケージが取得できるかどうかを確認しましょう。
[root@bl460c01 ~]# yum -y install logwatch
これで管理対象のマシン「bl460c01」上でyumコマンドまたはsystem-config-packagesを利用することにより、yumレポジトリサーバに保管されているRPMパッケージを取得できるようになりました。 |
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| 基本を押さえれば設定は難しくない | ||||||||||
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以上でApache、Samba、FTP、NFSサーバ、yumレポジトリサーバの構築の基本的な手順を追いながら説明しました。これらの設定はRed Hat Enterprise Linux 5のサーバ構築の基礎知識です。どんな大きなシステムでもこれらの基本を押さえておかないと、正しい管理はできません。 LinuxのHAクラスタや仮想化、ブレードサーバの設定の自動化など高度なテクノロジは数多く存在しますが、高度なテクノロジであっても、Linuxのサーバ構築の基本知識は必要です。本連載でサーバ構築の基礎をしっかりと身に付け、日々の業務に役立てて下さい。 |
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