Mac OS Xには「iCal」というカレンダーソフトが標準で含まれています。このiCalを純正のメールソフト「Mail」と組み合わせることで、会議の参加依頼を送るといった処理を行うことができました。さらに、AppleのWebサービス「.Mac」を使ったカレンダーの公開や購読が可能です。しかし、企業内のような限られた環境内で利用するには向かない面もありました。
そしてiCal Serverは、オープンスタンダードな技術を使用しており、Mac OS X LeopardのiCalだけでなく、MozillaのSunbird、OSAFのChandler、Microsoft Outlookなどのカレンダーソフトウェア/カレンダー機能を備えたソフトウェアとも、連携をとることが可能です。