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サーバ解体新書「日本HP〜HP ProLiant DL365編」
第3回:HP ProLiant DL365のSystems Insight Display・ファン・電源を見る
著者:ThinkIT編集局 2007/6/29
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冷却ファン
サーバ内部冷却用のファンだが6個(3×2)で1つのモジュールとなっており、故障時にはモジュール単位で工具なしで交換できるようになっている。ファンには回転数を読み出すことができるようになっており、管理ソフトから動作状況などをモニタリングすることができる。空気の流れはフロントから吸い込み、背後に排出するようになっている。
6つのファンで1つのファンモジュールが構成されている
ファンの背面にコネクタ部が取り付けられており、メインボードと接続する
ファンの背面にコネクタ部が取り付けられている
HP ProLiant DL365本体の電源投入直後にはファンが最大回転で回るため、かなり大きな排気音が出るものの、10数秒後には低回転に落ちて一般的なサーバと同等かやや小さめの動作音になる。なおサーバ本体の電源をオンにしていなくてもファンは低回転で回っている。ファンは3つのユニットがロジックボードの前側に並んで置かれており、フロント側から風を取り入れて後方へ排気する。
ファンは3つのユニットがロジックボードの前側に並んで置かれている。フロント部から風を取り入れて後方へ排気する。
中央のファンの裏側にコントローラICがある
内部にファンは全体で18個(9列)を実装しているのだが、左右の端側に位置するファンは後ろ側が電源やHDD用のケーブルでファンの背後をふさがれいる。1Uという高さとケーブル類の取り回しなどのスペース的な制限のためだろうが、全てのファンを効率よく使っていないのはもったいない気がする。
ファンの前や後ろ側にケーブルがあってふさがれている
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第3回:HP ProLiant DL365のSystems Insight Display・ファン・電源を見る
サーバ内部のコンポーネントの状態を示すSystems Insight Display
冷却ファン
電源は一般的な2重化電源を採用