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| 運用監視が標準だからこそ運用コストを削減できる | ||||||||||||
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大江氏:iLO2を実装することによる特徴としては、サーバ本体の電源のシャットダウン、起動、リブートなどができます。つまりサーバが完全に止まっている状態から電源を入れて起動させることができるで、わざわざサーバの前にいる必要がなくなります。
大江氏:HPはこのようなハードウェアレベルの監視機能が標準で搭載されていることが重要だと考えています。他社だとこういったリモート監視ソリューションはオプションで別途比較的高価な有料になっているケースが多いようですが、標準実装されているからそこ、お客様は最初から使ってもううことができるのです。データセンターの管理も、委託したときにスキルの高いエンジニアが常に常駐しているかというとわかりません。リモートで管理できるなら安心ですし、サーバのデータを他人に触らせることもありません。 大江氏:HPではサーバ監視ソリューションとして、Systems Insight Manager(HP SIM)というものがあります。これはHPの統合インフラ管理ツールで、サーバやストレージのハードウェアレベルの統合監視や管理を実現するソフトウェアです。お客様がサーバを利用していて、何からの異常が発生した際にアラートを出し、その異常状態が続くと事前予防処置として部品を交換するようなことができます。
表1:モニタリング項目 HP通報サービス(HPインスタントサポート・エンタープライズ・エディション)というものがあります。これはハードウェアにインストールされたISEEクライアントツールを使ってハードウェア障害を自動通知し、問題の発生を未然に防ぐためのサービスと併用することで、ダウンタイムを極力少なくして運用を続けられることができるようになります。 問題発生のアラートが出たとき、HPのセンターではすでに不具合の原因を分析していますので、速やかに修理対応を行うことができるのです。実際に故障や不具合が発生してから対策を終えるまでの時間やコストは大きなものです。しかしこういったサービスが無償で利用できるのであれば、お客様のサーバのダウンタイムを極力短くすることができるので、運用コストを大幅に下げることができるのです。 大江氏:このサービスはProLiantのお客様は無償で利用することができます。24時間対応の契約をされているお客様であれば、24時間HPのセンターが監視しており、もしサーバに不具合が発生したときはセンターにステータスが通知されます。エンジニアがお客様と時間をかけて解析するより短時間で問題解決ができるので、お客様の満足度も高いサービスです。 実はこういったことができるのも、先ほど説明しましたiLOやアレイコントローラなどのハードウェアのみならず、運用監視ソフトウェアも連携して自社開発しているため、両者の連携がうまくできているからこと実現できたものなのです。 大江氏:実は稼働時に不具合が発生していることも把握していますので、「この部品がもうすぐ壊れそうだから交換します」という事前の予防交換保障というのもあります。CPU、メモリ、ディスクが壊れる前に交換してしまうので、お客様の収益のロスをなくすことができます。これも製品に自信があるからこそできるサービスだと思います。 |
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