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最後の設定
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最後に、ブートローダの設定を行います。Debian 4.0ではGRUBがデフォルトのブートローダです。ここでの質問事項はGRUBをMBR(マスターブートレコード)にいれるかどうかというものですが、特に理由がない限り「はい」を選択してください。
図12:ブートローダの設定 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
以上でインストール作業は完了です。最後にCD-ROMを取り出して、Enterキーを押せば自動的にrebootされます。
図13:インストール終了後に再起動 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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再起動後の設定
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再起動を行うと、グラフィカルログイン画面になります。
図14:グラフィカルログイン画面 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
基本的にはこれでもう利用できる環境になっていますが、最後にカーネルのセキュリティアップデートをしておきましょう。
まず、インストール時に作成したユーザでログインします。しばらくすると、画面右上に「Software updates available」というメッセージが表示されます。メッセージを表示しているオレンジのアイコンをクリックして、パッケージ更新を実施します。
図15:パッケージ更新の開始 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
すると、rootのパスワード入力を求めてきます。インストール時に設定したパスワードを入力してください。
図16:rootパスワードの入力 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
正しいパスワードを入力すると、アップデートされるパッケージの一覧が表示されます。「アップデートをインストール」をクリックして、先に進みます。
図17:アップデートをインストール (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
後は自動的にパッケージがダウンロードされ、設定、インストールまで進みます。途中、パッケージの設定時に出力されるメッセージが表示されます。カーネルのアップデートであるため、再起動しないと更新が有効にならないという趣旨のメッセージですので、読み終えたら「進む」を押して先に進みます。
図18:メッセージが表示される (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
その後も更新に必要な作業が自動的に行われ、完了するとダイアログが表示されます。「閉じる」をクリックして、このダイアログを閉じます。
図19:ダイアログを閉じる
これでアップデートはすべて完了しました。「閉じる」ボタンを押し、再起動を実施すれば完全に最新状態のDebianシステムが完成します。
図20:再起動で最新のDebianシステムに (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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まとめ
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今回は、最も単純なケースを想定したインストール手順について説明しました。以前のバージョン(3.1)から大筋は変わっていませんが、インストール時の質問項目がかなり少なくなり、自動認識されるハードウェアの種類もより多くなっています。
次回は、Debianのインストーラについてより詳細な解説を行います。
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