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| データ診断機能 | ||||||||||||
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データ診断機能はPostgreSQLのデータ・インデックス・それらの整合性をチェックするものです。エラー発生時にデータベースの不正によるものか、それ以外の原因によるものかをチェックすることができます。 |
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| データ修復機能 | ||||||||||||
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データ修復機能は、PostgreSQLが停止した状態であっても、読めるデータを読み出すSALVAGE機能と、PostgreSQL起動後にデータを戻すREVIVE機能から構成されます。バックアップ採取をしていないケースで、救えるデータだけは救いたいというケースに使用します。 DB Maintenanceは、PostgreSQLのユーザ定義関数として提供し、修復機能のSALVAGE以外はPostgreSQLプロセス内で動作します(本ツールで提供するユーザ定義関数はツールコマンドから実行する必要があります。ユーザ独自に関数を実行した場合の動作は保障されません)。 |
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| DB Maintenanceの利用例 | ||||||||||||
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これまで説明してきたように、DB Maintenanceにはデータベースのメンテナンスには不可欠なツールが様々用意されています。実際に運用において、次のような利用例が考えられます。 |
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| 利用例1:COPYコマンドでは時間がかかりすぎるケース | ||||||||||||
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大量の売買データをPostgreSQLを使用した分析用システムに転送するようなケースで、CSVファイルに出力したデータを高速にロードします。データ量が増加したり分析用にインデックスが多くてCOPYコマンドでは時間がかかりすぎるケースに有効です。 例えば従来は10時間以上もかかるため月に1度、週末(土日)に作業を行う(月次処理)しかなかった作業が、ツールを利用することで処理時間を短縮して通常業務終了後に実行できる(日時処理)ようになり、新鮮な情報の活用を進めることができます。 |
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| 利用例2:削除フラグを無視するモード | ||||||||||||
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PostgreSQLは追記方式をとっており、データの削除ではフラグを立てることで削除データとしています。誤ってデータを削除してしまったケースでは、削除フラグを無視するモードでSALVAGEを行うことで、データを復旧することができます。どの時点で削除されたレコードかコマンドでは認識しないのでREVIVEしたあとユーザが個別に確認し、レコードの要不要を切り分ける必要があります。 このように、通常運用の時間短縮にいざトラブルが発生した際の対処に利用できるツールだということがおわかりいただけたかと思います。 |
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