先ほど入手したMySQLのtar.gzファイルを、MySQLのインストールディレクトリに解凍します。ここでは、/opt/mysqlというディレクトリにインストールを行うこととします。
$ su -
Password:← rootのパスワードを入力
# cd /opt/mysql
# ls
mysql-5.0.41-linux-i686.tar.gz
# tar -xzvf mysql-5.0.41-linux-i686.tar.gz
作成されたディレクトリに対して、/usr/local/mysqlというシンボリックリンクを作成します。また、後続の処理を行うため、/usr/local/mysqlディレクトリ以下のオーナを、いったんmysqlユーザに変更します。
# ln -s /opt/mysql/mysql-5.0.41-linux-i686 /usr/local/mysql
# cd /usr/local/mysql
# chown -R mysql:mysql .
展開したMySQLディレクトリにある初期セットアップスクリプトを実行します。
# ./scripts/mysql_install_db --user=mysql
再び、オーナをrootに戻します。しかし、dataディレクトリだけはmysqlユーザがオーナになっている必要があるため、以下のように設定を行います。
# chown -R root .
# chown -R mysql data
これでインストールは完了です。
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