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意外と簡単!? Oracle Database
意外と簡単!? Oracle Database 10g〜データベース構築の基礎編

第2回:Enterprise Managerを使ってロックされているアカウントを解除しよう

著者:日本オラクル   2007/7/12
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iSQL*Plus

   SQL*Plusは、対話型の問い合わせツールで、コマンドライン・インターフェースのSQL*Plusとウェブベース・インタフェースのiSQL*Plusがあります。基本的に出来ることは一緒で、主に以下のような処理をする事が可能です。
  • 対話形式でのレポート生成、バッチ形式でのレポート生成
  • 問い合わせ結果の書式設定
  • 表定義の表示

表:SQL*Plusで処理できること


実習:iSQL*Plusを使ってみよう

   先程は、Enterprise Managerを利用して表の定義とデータの中身を確認しました。今度は、iSQL*Plusを利用して再度EMP表のデータを確認してみましょう。

   1.まず、isqlplusを起動します。以下のコマンドにてisqlplusを起動してください。

C:\>isqlplusctl start
iSQL*Plus 10.2.0.1.0
Copyright (c) 2003, 2005, Oracle. All rights reserved.
Starting iSQL*Plus ...
iSQL*Plus started.

ポイント
このコマンドにてWindowsのサービスにも自動的にiSQL*Plusのサービスが作成されます。次回からは、Windowsのサービスで起動/停止が可能です。

   2.ブラウザーを起動して以下のURL を入力します。ログイン・ページが表示されますので、ユーザー名:SCOTT、パスワード:TIGER、接続識別子:未入力と入力して「ログイン」ボタンをクリックしてください。

http://<host name>:<port>/isqlplus/
e.g) http://win2003:5560/isqlplus/


(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

ポイント
iSQL*Plusにアクセスする場合のポート番号が分からない場合は、%ORACLE_HOME%\installの下のportlist.iniファイルを参照してください。

   3.iSQL*Plus の画面が表示されます。


(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   以下のSQLコマンドを入力して「実行」ボタンを押します。

select * from emp;

   4.Enterprise Managerで表示したデータと同じデータが表示されるはずです。


(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   5.データ量が多い場合などは、出力結果の表示方法を調整することも可能です。アイコンの「プリファレンス」をクリックし、出力ページ・サイズの項目を「複数ページ」にして各ページの行数を「10」にして「適用」ボタンをクリックし、「ワークスペース」タブをクリックして元の画面に戻り、再度「実行」ボタンをクリックしてみましょう。


(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   画面下に「次のページ」というボタンが出てくるはずです。このように出力結果を複数ページに分割したり、また出力結果を別のHTMLファイルとして保存する事もできます。

   結果を確認したら、ログアウトアイコンをクリックして、ブラウザーを終了しましょう。

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日本オラクル株式会社
著者プロフィール
日本オラクル株式会社
OracleDirect テクニカルサービス部
http://otn.oracle.co.jp/


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第2回:Enterprise Managerを使ってロックされているアカウントを解除しよう
  Enterprise Manager
  実習:Enterprise Managerを使って表の定義やデータを確認してみよう
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