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| 楽々Framework IIでできること | ||||||||||||
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ここまでは楽々Framework IIにおける部品化の技術について紹介してきました。これだけでは、単なるJavaのクラスライブラリと思われたかも知れません。しかし、楽々Framework IIはそれだけではありません。 |
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| 開発支援機能 | ||||||||||||
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楽々Framework IIには開発支援機能も備えています。その1つとして「プロトタイプ自動生成機能」があります。これはデータベース定義を基に全てのテーブルへの入出力ができるプログラムを自動生成するものです。これにより、おおよその画面を作って動かしてみるまでの過程を簡略化することできるので、スムーズに開発を立ち上げることができます。 またWebブラウザ上からパラメータファイルを設定するツールも提供しています。例えば画面のデザインをドラッグ&ドロップで編集する機能や(図15)、SQLを編集する機能などがあります(図16)。 そのほかにもプログラムの定義情報を分析し、開発フェーズだけでなく保守フェーズにおいても有用な機能があります。例えばCRUD表(更新項目表)の出力(図17)や、部品の依存関係をツリー表示(図18)することができます。 |
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| 豊富な機能 | ||||||||||||
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昨今のプログラミングでは、業務機能以外の非機能要件、例えばセキュリティ対策やログ出力、データ整合性を確保する処理などのコーディングが必要になっています。しかし限られた開発期間でこれらの要件をすべてスクラッチで実装することはきわめて困難です。 楽々Framework IIの部品は、図19のような非機能要件を満たす機能を多数含んでいますので、プログラマは業務機能の開発だけに集中することができます。
表3:きめ細かで豊富な機能(非機能要件) また、こうした機能が楽々Framework IIに追加された場合、新しいバージョンを適用するだけで新機能を使えるようになります。もし楽々Framework IIが部品組立型ではなく、Javaのコードを自動生成する形態をとっていたとすると、きっと容易に新機能の適用はできなかったことでしょう。 |
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| 終わりに | ||||||||||||
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まだまだお伝えしたいことはいろいろありますが、楽々Framework IIの核心となる部分はお伝えできたかと思います。ところで、部品組立型開発だと、自分の思った機能を柔軟に作れないのじゃないか、と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 でもそんな心配はありません。楽々Framework IIでは、Javaでできることは全て実現することができます。また大部分のソースを公開していますので、プログラム部品自体の自作もできます。とはいえ、できるだけ既存のプログラム部品を再利用することが、楽々Framework IIを最大限に活用するポイントです。 皆さんもぜひ楽々Framework IIを使って、Javaの新しい開発環境を体験してほしいと思います。 |
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