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リッチクライアントでSFAがどのように変化したのか
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では、リッチクライアント言語「Curl」で開発されたNeoForceCSを例に、どのようにSFAが変化したのか見ていきましょう。
Curlを利用することで次のような利点があります。
- クライアント処理によりサーバ負荷の軽減
- 非同期通信の実装
- 従来のWebシステムと比較し多彩な画面表現が可能
- 従来のWebシステムと比較し高度な操作性の提供が可能
- Webブラウザを使用しないアプリケーションの開発(独立型アプレット)
- 従来のサーバサイド技術が利用可能(Java、PHP、Perlなどと連携)
- オフライン時にも操作可能(常時接続コンピューティング機能)
表2:Curlを利用することの利点
NeoForceCSの全体構成は図3のようなイメージになっています。緑色の機能がSFAとしての機能、オレンジ色の機能が情報共有機能となります。

図3:NeoForceCSの全体構成
NeoForceCSには表3にあげる機能が用意されています。
SFA |
顧客管理 |
顧客情報の管理 |
案件管理 |
案件情報の管理 案件に対しての訪問履歴(日報と連動) |
スケジュール |
行動スケジュール管理 顧客管理、案件管理と連携 |
日報 |
行動報告機能 スケジュールに対してどのように行動したかを日報として報告 スケジュールと連動 |
売上分析 |
案件情報から売上予測/実績をグラフで表示 |
お客様の声 |
顧客からの問い合わせ窓口(掲示板) |
情報共有他 |
インフォメーション |
電子回覧板 |
伝言 |
伝言通知 |
ファイル管理 |
履歴機能付ファイル共有管理 |
申請 |
簡易申請(ワークフロー) |
表3:NeoForceCSの機能
これらの機能を業務の流れに合わせると表4のようになります。
- 顧客・案件の登録(顧客管理、案件管理)
- 顧客とのアポイント(スケジュール)
- 顧客との打合せ(日報、商談履歴)
- 商談成立(日報、商談履歴、売上分析)
表4:NeoForceCSの機能を業務の流れに合わせる
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著者プロフィール
株式会社ビジネス・ワン 前野 秀行
システム開発部 プロジェクトマネージャー
東京都出身、長崎県在住。SI中心の会社を数社経て2002年にビジネス・ワンに入社。長崎県庁の電子県庁システムを担当し、現在はWeb系を中心とした提案・開発を行っている。妻1人、子2人。長崎弁は喋れない。
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