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リッチクライアントで変わるSFA!
SFAが抱える重大な課題とは
著者:
ビジネス・ワン 前野 秀行
2007/9/18
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リッチクライアントでSFAがどのように変化したのか
では、リッチクライアント言語「Curl」で開発されたNeoForceCSを例に、どのようにSFAが変化したのか見ていきましょう。
Curl(株式会社カール)
http://www.curlap.com/
NeoForceCS
http://neoforce.bin-1.net/
株式会社ビジネス・ワン
http://www.businessone.co.jp/
Curlを利用することで次のような利点があります。
クライアント処理によりサーバ負荷の軽減
非同期通信の実装
従来のWebシステムと比較し多彩な画面表現が可能
従来のWebシステムと比較し高度な操作性の提供が可能
Webブラウザを使用しないアプリケーションの開発(独立型アプレット)
従来のサーバサイド技術が利用可能(Java、PHP、Perlなどと連携)
オフライン時にも操作可能(常時接続コンピューティング機能)
表2:Curlを利用することの利点
NeoForceCSの全体構成は図3のようなイメージになっています。緑色の機能がSFAとしての機能、オレンジ色の機能が情報共有機能となります。
図3:NeoForceCSの全体構成
NeoForceCSには表3にあげる機能が用意されています。
SFA
顧客管理
顧客情報の管理
案件管理
案件情報の管理
案件に対しての訪問履歴(日報と連動)
スケジュール
行動スケジュール管理
顧客管理、案件管理と連携
日報
行動報告機能
スケジュールに対してどのように行動したかを日報として報告
スケジュールと連動
売上分析
案件情報から売上予測/実績をグラフで表示
お客様の声
顧客からの問い合わせ窓口(掲示板)
情報共有他
インフォメーション
電子回覧板
伝言
伝言通知
ファイル管理
履歴機能付ファイル共有管理
申請
簡易申請(ワークフロー)
表3:NeoForceCSの機能
これらの機能を業務の流れに合わせると表4のようになります。
顧客・案件の登録(顧客管理、案件管理)
顧客とのアポイント(スケジュール)
顧客との打合せ(日報、商談履歴)
商談成立(日報、商談履歴、売上分析)
表4:NeoForceCSの機能を業務の流れに合わせる
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著者プロフィール
株式会社ビジネス・ワン 前野 秀行
システム開発部 プロジェクトマネージャー
東京都出身、長崎県在住。SI中心の会社を数社経て2002年にビジネス・ワンに入社。長崎県庁の電子県庁システムを担当し、現在はWeb系を中心とした提案・開発を行っている。妻1人、子2人。長崎弁は喋れない。
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SFAが抱える重大な課題とは
SFAが抱える重大な課題
リッチクライアントでSFAがどのように変化したのか
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