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| EmployeeDaoImplへのAOP適用 | ||||||||||||
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AOPの最後の仕上げにEmployeeDaoImplに独自実装のトレースログの出力処理を追加しましょう。 |
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| Adviceの作成と定義ファイルの修正 | ||||||||||||
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EmployeeManagerImplではSpringの提供するDebugInterceptorを利用しましたが、ここではAroundAdviceとして独自のトレース処理を追加します(リスト13)。 リスト13:EmployeeDaoImpl用のトレース処理 リスト14はBean定義ファイルの設定部分です。 リスト14:EmployeeDaoImpl用のAOP設定 リスト14の(2)は、独自のトレース処理として作成したTraceAdviceのBean定義です。 リスト14の(1)は、そのTraceAdviceを名前がDaoで終わるインターフェースに適用しています。EmployeeDaoImplに追加するトレース処理はAutoProxyであるBeanNameAutoProxyCreatorを利用してトレース処理をAOPとして実現しています。EmployeeManagerImplにAOPを追加した時と設定方法が違うことに注意してください。 以上でEmployeeDaoImplに対するAOP適用は終わりになります。ここまで解説したAOPの動作確認は第5回で紹介したサンプルを動かすことで可能です。
Spring版
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| 連載のあとがき | ||||||||||||
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ここまで7回にわたってSeasar2とSpringのDIxAOPコンテナを中心に基礎的なところを解説してきました。今後、実開発でSeasar2やSpringを適用するには、プレゼンテーションやDAO周辺のこと、既存のフレームワークとのインテグレーション機能について、調査/検証する必要があります。また、プロジェクトによってはJMSやWebサービス、EJBなどとの連携についても調査/検証が必要でしょう。 こうした、DIxAOPコンテナ以外の技術については連載の第1回で記載したような書籍やメーリングリストなどを使って学習していくとよいでしょう。また、様々な勉強会に参加するのも1つの手です。 ついこの間まで一部の人達が検証を行っていただけのDIxAOPコンテナですが、急速に広まり、今ではWebアプリケーション開発に欠かせない要素技術の1つになっています。私の周囲でもSeasar2やSpringに関わる仕事が増えてきています。 皆さんもSeasar2やSpringを利用して、今よりも開発作業で楽をしていただきたいと思っています。本連載がその助けになっていれば幸いです。 長い間、おつきあいありがとうございました。 |
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