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徹底比較!! Eclipse & NetBeans 5
第2回:NetBeansによる開発環境のファイル共有
著者:
ビーブレイクシステムズ 山下 広人
2006/3/9
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ファイルの共有
Contactsリストに共有相手を登録し、ファイルを共有してみましょう。ここでは「bbreak2」というユーザが存在している前提となります。
「Contacts」を右クリックし、「Add Contacts…」を選択します。
Add Contacts画面が表示されますので、「Search Text」に「bbreak2」と入力し、「Find」ボタンを押します。
「Contacts to Add」欄にユーザ「bbreak2」が表示されますので、選択後「OK」ボタンを押します。
表4:Contactsにユーザを登録する手順
図9のようにContactsに指定したユーザが登録されましたね。これでユーザ「bbreak2」に対してファイルを共有することになります。
図9:ユーザ登録後の画面
早速ファイルを共有してみましょう。ファイルの共有は簡単な手順で行えます。
「Collaboration Sessions」画面に表示されているツリーの「bbreak2」を右クリックして、「Start Conversation」を選択します。
表示された画面の「Drag files or projects here to share them」に第1回で作成したプロジェクト「JavaApplication」の「Source Packages」をProjectウィンドウよりドラッグ&ドロップします。
表5:ファイルの共有の手順
上記操作により図10のように表示され、Contactsに登録されているユーザに対してファイルを公開したことになります。
図10:ファイル共有中
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
ツリー上に表示されているファイルを開くと、自分の環境にあるようにファイルを編集することができます。公開されている状態ですので、ファイルの編集はすべてのユーザに対して即時に反映されることになります。
図11ではユーザ「bbreak2」が共有化されたMain.javaファイルに対して編集を行いました。編集箇所(行番号が人型のライン)にカーソルを合わせるとユーザ「bbreak2」が編集した旨のツールチップが表示されます。
図11:ファイル編集
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ 山下 広人
オブジェクト指向技術コンサルタント。前職ではミッションクリティカルなシステム開発に従事。システム寄りな知識だけではなく、業務関連の知識を身に付けるべく会計・簿記を学び、その知識をいかすために会計システム構築ノウハウのあるビーブレイクシステムズに転職し、現在に至る。
INDEX
第2回:NetBeansによる開発環境のファイル共有
はじめに
Collaborate(開発者共同)モジュール
ファイルの共有
プロジェクトのビルド