第6回:商用バックアップ・ソフトウェアによる手法(前編) (4/4)

バックアップ・ソリューションの選択基準
バックアップ・ソリューションの選択基準

第6回:商用バックアップ・ソフトウェアによる手法(前編)

著者:バックボーン・ソフトウエア  青木 浩朗   2005/4/4
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バックアップデータの暗号化

   第1回目でもご紹介したように、4月からの個人情報保護法を受けて、バックアップデータの暗号化は、もっともホットな話題になっています。仕組みは第1回を見てもらうことにして、ここでは実際の設定画面を見ていきます。

   図13は、NetVaultに暗号化プラグインを導入し、NetVault Configuratorという設定ツールから、暗号化に関するタブを選択しているところです。機能を使用するチェックを付け、対応するパスワードを入力することで、以降のバックアップジョブはすべて暗号化された状態になります。

バックアップデータの暗号化
図13:バックアップデータの暗号化



次回は

   次回は、商用バックアップソフトウェアによる手法(後編)として、NetVaultによるバックアップ方法をご紹介します。

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バックボーン・ソフトウエア
著者プロフィール
バックボーン・ソフトウエア株式会社  青木 浩朗
ストレージ専業ベンダーにて、SEおよび企画を担当した後に、2001年にBakBoneSoftware入社。主に大手ベンダーのSEを担当しながら、テクニカル・マーケティングとして、各種講演や執筆活動を行っている。最近は、特にデータベースとクラスタリングに注力し、検証レポートを作成するのをライフワークとしている。


INDEX
第6回:商用バックアップ・ソフトウェアによる手法(前編)
  バックアップ・ソフトウェアを使用する意味
  Linuxへのコミット
  統合管理するための仕組み
バックアップデータの暗号化
バックアップ・ソリューションの選択基準
第1回 新法施行に備え、バックアップについて改めて考える
第2回 バックアップシステム構築の考慮点
第3回 様々なバックアップとスケジューリング手法
第4回 OSSでのバックアップ手法(前編)
第5回 OSSでのバックアップ手法(後編)
第6回 商用バックアップ・ソフトウェアによる手法(前編)
第7回 商用バックアップ・ソフトウェアによる手法(後編)
第8回 データベースのバックアップ
第9回 バックアップにおけるスナップショットの活用
第10回 今後のバックアップに対する期待と現実

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