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| クエリキャッシュの効果 | ||||||||||||||||||||||
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「クエリキャッシュ」のサンプルコードと同様のPHPスクリプトで、郵便番号データベースを郵便番号をキーにforループで1万回検索しました(図22)。 ![]() 図22:クエリキャッシュベンチマーク環境 |
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表2:クエリキャッシュベンチマークの結果 |
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下3桁から下4桁へと、キャッシュしなければならないデータ量が増えると、キャッシュを使用している方が遅くなることがわかりました。キャッシュミスによるペナルティにより、キャッシュを利用している方が遅くなったと考えられます。 実際にはキャッシュミスの効果がすぐわかるように、キャッシュに利用するメモリを少なく(8MB)してテストを実施したため、10000オブジェクトでもメモリ内のキャッシュにはヒットしない状態になっています。ディスクにはより大きいキャッシュを設定(100MB)していたので、ディスクキャッシュにはヒットし、データベースにはほとんどアクセスがない状態です。この結果から、データベースへの負荷を軽減するために利用するキャッシュとしては、実行速度のみの計測では不十分であること、キャッシュサーバーには大きなメモリと速いハードディスクが必要であることがわかります。 |
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| 出力キャッシュのベンチマーク環境 | ||||||||||||||||||||||
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スクリプトでなんらかの処理を行った場合は、その負荷もかかります。HTMLやXMLの出力にはデータベースへの問い合わせやループ処理などが必要となり、比較的多くの処理時間が必要になります。出力キャッシュのベンチマークの環境は、図23のとおりです。 ![]() 図23:出力キャッシュベンチマーク環境 |
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