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最新Eclipse 3.1によるEclipse再入門
第4回:小技で作業効率をあげる
著者:
DTS 木村 真幸(KIMURA, Masayuki)
2006/02/23
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テンプレート
初期状態で登録されているテンプレートの中から、頻繁に使用するものを紹介します。エディターで表1のキーワードを入力したあと、「Control+space」キーを入力することでテンプレートを利用できます。
キーワード
変換文字
sysout
System.out.println();
public_method
public void name() {}
protected_method
protected void name() {}
private_method
private void name() {}
表1:頻繁に使用するテンプレート
メソッド・変数の名前を自動付与する
コンテンツ・アシスト(「Control+space」キー)で変数名やメソッド名をEclipseに提案させることができます。インスタンス化するクラス名を書き、スペースを1つ空 けて「Control+space」キーを入力すると、java.util.Mapインスタンスにmapのような単純な名を付けてくれます(図3)。
図3:名称の自動付与
型やリソースをショートカットキーで開く
プロジェクト内のパッケージやクラスが多くなったり、利用するライブラリが多くなってくると、エディターで開きたいものがどのパッケージに属していたのか 把握するのが難しくなってきます。
「あれ?このクラスどこにあったかな?」と思って、パッケージ・エクスプローラービューを広げたり、検索機能を利用した経験は誰にもあるのではないでしょうか。
そんな時は、「Control+space+T」キーを押してみましょう。図4のウィンドウが起動し、文字入力をしながら動的に絞込みできるので、パッケージエクスプローラーなどを開かなくても手軽にファイルを開けます。なお、Javaファイル以外のものを開きたい時には、「Control+space+R」キーを利用します。
図4:型の検索画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
ファイルを開いた時に折り畳んで表示する項目を設定する
エディター左のアイコンをクリックすると、対象部分を折り畳むことができます(図5)。便利ではありますが、ソースコードをプリントアウトする場合には「折り畳んだ部分は印刷されない」ので注意しましょう。
なお、デフォルトでは、インナークラスとインポート宣言部が折り畳まれた状態ですが、メニューから「ウィンドウ→設定」、設定ウィンドウの「Java→エディター→折りたたみ」で、メソッドの実装、コメントなどもデフォルトで折り畳むようにすることができます。
図5:クラスの折り畳み
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著者プロフィール
株式会社DTS システム開発本部 産業事業部
木村 真幸(KIMURA, Masayuki)
開発プロセス、Strutsベースのフレームワーク開発担当。プロジェクトの技術支援やセミナー講師も行う。多忙な毎日で子供には「たまに来る優しいおじさん」と思われている。
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第4回:小技で作業効率をあげる
細かい小技で作業効率をあげたい
テンプレート
クラス名を変更する