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How to Eclipse!
Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発

第6回:Webアプリケーションの開発(2)
〜サーブレットの作成〜
著者:宮本 信二   2005/2/23
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Tomcatプラグインを利用しない方法

   一般に、Eclipse上でアプリケーションサーバを利用した開発を行う場合、何らかのランチャープラグインを利用することが多いと思います。しかし、自分で起動構成を書けば、プラグインを使わずにEclipse本体だけでもWebアプリケーションの実行、デバッグが可能です。

   Tomcatプラグインには起動構成を出力する機能があります。Eclipseの設定画面のTomcat→JVMの設定→Create a launch Configrationから利用できます。作成された起動構成は、メニューの実行→実行...から閲覧でき、この起動構成を参考にして自分でカスタマイズしたり、他のEclipse環境で利用したりすることが可能です。


まとめ

   今回は、Tomcatプラグインを利用してサーブレットの作成を行いました。また、デバッグやTomcatプラグインのその他の機能について説明しました。EclipseによるJava Webアプリケーション開発の環境が整ってきましたので、次回はデータベースを利用したWebアプリケーション開発について解説したいと思います。

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著者プロフィール
宮本 信二  http://muimi.com/
テクニカルライター。Ja-Jakartaコミッタ。Java Webアプリケーション開発業務を経て、現在、主にJavaやOSS関連の調査、執筆を行っている。著書に「Eclipse 3 完全攻略」、「JavaデベロッパーのためのApacheAnt入門」(ソフトバンクパブリッシング)、「徹底解説!JSFのすべて」(秀和システム)などがある。


INDEX
第6回:Webアプリケーションの開発(2)〜サーブレットの作成〜
  サーブレットの作成
  サーブレットのデバッグ
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