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SQL Server 2005で実現するクラスタリング |
第3回:仮想的なクラスタリングの実現
著者:イー・キャッシュ 小関 茂徳 2006/7/14
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フェイルオーバークラスタリング環境の構築
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前回では、仮想的な環境でフェイルオーバークラスタリングを実現させるため、Virtual Server上に1台のドメインコントローラと2台のメンバサーバでActive Directory環境を構築しました。
続く今回は、その環境を用いてMicrosoft Clustering Services(MSCS)の設定を行います。
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共有ディスクとネットワークの設定
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最初に、フェイルオーバークラスタリング環境で利用する共有ディスクを作成します。
まずはバーチャルマシン「DC」以外をシャットダウンし、「Virtual Server 管理Webサイト」を開き、「容量固定のバーチャルハードディスク」を作成します。設定は表1の通りに行います。

図1:バーチャルハードディスクの作成
場所 |
バーチャルハードディスクファイル名 |
サイズ |
なし |
C:\VirtualDisk\Virtualvhd |
100MB |
表1:バーチャルハードディスクの設定
続いて、この共有ディスクに接続させるためのSCSIアダプタを作成します。
「Virtual Server 管理Webサイト → バーチャルマシン → 構成 → MSCS-SV1」を選択し、構成画面に切り替わったら「SCSIアダプタ」メニューを選択します。
「SCSIアダプタの追加>>」をクリックし、「バーチャルアダプタ」の項目では「SCSIバスをクラスタのために共有する」にチェックを入れます。SCSIアダプタIDについては、今回は「6」に設定しておきます。

図2:SCSIアダプタの作成
次にクラスタリングの同期用のネットワークアダプタを設定します。
先の「MSCS-SV1」の構成画面に戻り、「ネットワークアダプタ」を選択します。
「ネットワークアダプタの追加>>」をクリックし、「バーチャルネットワークアダプタ2」の「接続先」を「内部ネットワーク」に設定します。

図3:ネットワークアダプタの追加と設定
続いてハードディスクの設定を行います。
再び「MSCS-SV1」の構成画面に戻り、今度は「ハードディスク」を選択します。
「ディスクの追加」を実行後、「バーチャル ハードディスク2」の「接続」プルダウンメニューから、「SCSI ID 0」を選択します。

図4:バーチャルハードディスクの設定
以上で「MSCS-SV1」の共有ディスクとネットワークアダプタの設定は終わりですが、「MSCS-SV2」についても同様の手順で設定を行います。なお「MSCS-SV2」については、6の「SCSIアダプタID」を別のIDで設定します。
これで、MSCSを構成するためのハードウェア・ソフトウェアの準備が整いました。
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著者プロフィール
イー・キャッシュ株式会社 小関 茂徳
ビジネス支援事業部 ビジネスアドミニストレーター
イーキャッシュにて事業化計画から製品化計画、販売戦略までのビジネスデザインを中心として展開している事業に携わっている。2006年度からはRFID関連事業でつちかったプラットフォーム製品の開発技術を活かして、モバイルプラットフォーム分野における仮想マシンの開発や半導体開発とともに新規事業開発提案を推進している。
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