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はじめに
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前回に引き続き、Oracle RACのテスト環境を用いながら、パフォーマンスチューニングの手法について解説します。
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パフォーマンスチューニング
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Oracleデータベースのシングルインスタンスで使われているすべてのチューニング手法は、Oracle RACを使ったデータベースでも同様に適用することができます。
Oracle RAC固有のテクニックではありませんが、アプリケーション(SQL)に関するチューニングは大きな効果が期待できます。そこで、シングルインスタンスと共通したチューニング手法について解説します。
これまでのチューニングでは、「Statspack(スタッツパック)」を足掛かりにするのが一般的でした。しかしOracle Database 10gでは「Enterprise Manager」が非常に使いやすくなりました。
今回は「Enterprise Manager」を使ったチューニング手法として、以下の3つの手法を紹介します。
- SQLチューニング・アドバイザ
- SQLアクセス・アドバイザ
- SGAサイズ・アドバイス
なお今回紹介する機能は、Enterprise Editionの使用を前提としています。さらに「Oracle Tuning Pack」および「Oracle Diagnostics Pack」のライセンスが必要です。
最近、流行しているStandard EditionでのOracle RAC、いわゆる「SE-RAC」では使用できないので注意してください。余談ですが、SE-RACではなく、Enterprise Editionを使った「EE-RAC」をご採用いただきたいと思います。
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著者プロフィール
株式会社日立システムアンドサービス オープンソリューション本部 プロフェッショナルサービス部 竹村 浩二
日立システムに転職し、8年目。Oracle Databaseの設計/構築/移行/技術支援などに携わっている。Oracle RACを使った高い信頼性と高可用性を備えたデータベース構築も手がける。2004年には、新資格でのORACLE MASTER Platinum Oracle9i Databaseを国内第一号にて取得したほか、本年、同Oracle Database 10g を同じく国内第一号にて取得している。
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