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サイボウズ流〜コスト削減になるグループウェア活用術〜
第5回:年間1,200万円のコスト削減が可能になる8つの秘訣!第7条〜第8条
著者:
サイボウズ 村松 康孝
2007/10/18
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サイボウズ流グループウェア活用術とは? 〜前回までのおさらい〜
100人規模の会社では、グループウェアの「スケジューラー」「掲示板」「電話メモ」の3つの機能を活用するだけで、年間約1,200万円のコスト削減が可能になるということを「
第2回:グループウェアで実現する年間数千万〜数億円のコスト削減
」で解説した。
しかし、この削減を実現するためには、社員全員がグループウェアを使うことが必須になる。これは「ただ導入すればよい」というわけではなく「いかに活用するか」こそが重要となる。
本連載「
サイボウズ流 グループウェア活用術
」では、これまでにサイボウズが実践している「グループウェア活用術」を紹介し、この「いかに活用するか」という秘訣を説明してきた。今回はその最終回だ。
グループウェアの活用を成功に導く8つのポイント
このグループウェア活用術には、第1条から第8条まで全部で8つのポイントがあり、前回までに下記の第6条までを詳しく説明した。
第1条:利用を強制すること
第2条:紙を撤廃すること
第3条:遊びでも使わせること
第4条:上司のスケジュールを押さえられること
第5条:グループウェア上で不毛な議論をさせないこと
第6条:短い文章で感情を伝えること
表1:サイボウズ流 グループウェア活用術
これら6つを実践すれば、かなり社内でグループウェアが浸透し、効果がみえてくるはずだ。
しかし、グループウェアが浸透すればするほどグループウェアが便利に感じられ、頼りがちになってしまう。そして、浸透することで起こる問題も多いのである。
上記の「第5条:グループウェア上で不毛な議論をさせないこと」や「第6条:短い文章で感情を伝えること」もグループウェアにおける問題を回避するためのポイントであることは、「
第4回:社内コミュニケーションをより活性化する、第4条から第6条の秘策
」でお伝えしたが、グループウェアが浸透した結果、これよりももっと大きな問題が起こり得る。
このような問題を回避するため、今回説明するのが下記の2つのポイントになる(表2)。
第7条:アナログな活動と組み合わせること
第8条:レポートラインを明確にすること
表2:今回解説するポイント
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著者プロフィール
サイボウズ株式会社 PRディレクター 村松 康孝
米国デュルリー大学コミュニケーション学部卒。ITコンサルティング会社を経て、2003年にサイボウズ入社。入社後は、マーケティングコミュニケーション部でウェブマーケティングや広告、セミナー、広報など、プロモーション業務を幅広く担当し、現在はPRディレクターとして活躍。
INDEX
第5回:年間1,200万円のコスト削減が可能になる8つの秘訣!第7条〜第8条
サイボウズ流グループウェア活用術とは? 〜前回までのおさらい〜
第7条「アナログな活動と組み合わせること」
第8条「レポートラインを明確にすること」