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徹底比較!! グループウェア |
第8回:IP Phoneとの連携で利便性の向上を実現する「desknet's」
編者:ThinkIT
協力:ネオジャパン 2007/3/20
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オフィス統合を機に「desknet's」を導入
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今回は、2004年10月からのオフィス統合に合わせて全社で「desknet's」を導入した
伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)の事例を紹介する。
CTCでは、セキュリティを強化しながら利便性を追求するためにITの活用が必要不可欠と考えていた。またオフィス統合により、より緊密な情報共有が必要と考えておりグループウェアの導入に至った。
CTCではグループウェアにdesknet'sを採用し、情報共有をして業務効率を向上させるとともに、desknet'sとIP Phoneの連動を実現することで、新たなコミュニケーションスタイルを確立している。
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豊富な導入実績と機能、インフラの自由度からdesknet'sを選択
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CTCが2004年に実施したオフィス統合は、それまで都内8拠点に分散していたオフィスを霞が関ビルに集中させ、約2,000名を収容するという大規模なものであった。「強固なセキュリティを確立しながら、利便性も向上させることがもっとも重要なテーマでした」と情報システム部 部長代行(当時)小林雅弘氏は、当時を振り返る。
エンタープライズシステムの構築と運用で豊富な実績を持つCTCにとって、新オフィスはショールームの役割を併せ持つ戦略的なオフィスでもある。
CTCのシステム環境は「eWork@CTC」プロジェクトとして社内で検討され、セルフサービス化やペーパーレス化を目指し、どの席に座っても同じ環境を利用できるフリーアドレスを実現したものだ。
新しいワークスタイルを支援するフリーアドレスをセキュアに実現するために、ネットワークへの機器の接続には個体認証が、ユーザの個人認証にはICカードが、さらに高い機密性が必要とされるエリアへの入退室には指紋認証が導入されている。
また、ログインした電話機が自分の内線番号になるグループアドレス機能を持ったIP Phoneも導入した。
社員は出社すると個人ロッカーからPCと書類を取り出し、座った席にあるIP Phoneにログインすることで、電話を利用することができる。これによって、書類やデータの機密性を確保しながら、どこでも執務できるクリーンデスクを実現している。
CTCでは、それまで部門ごとに異なるグループウェアを導入していたが、この新オフィスへの移転を機に全社でdesknet'sの導入を行った。
情報システム部 システム企画統括グループ(当時)日比野崇氏によれば「6,000人におよぶ社員数にも対応できる大規模導入の実績と豊富な機能、PCや携帯電話などのどんな環境からも利用できるインフラの自由度」がdesknet'sを選択した理由だ。
また施設予約システムなどの既存システムのデータをCSVファイルで簡単にdesknet'sに移植できる点も、グループウェア選定の際の大きなポイントであった。

図1:desknet'sシステム構成図 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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