米Appleは、6月に開発者向けのイベント「WWDC(Worldwide Developers Conference)」を開催し、その場で新しいMac OSである「Mac OS X Leopard」および「Mac OS X Server v10.5 Leopard(以下、Leopard Server)」の詳細を発表しました。
図1:Mac OS X Server v10.5 Leopard (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
そこで、本連載で紹介している「Mac OS X Server」の最新版となる「Leopard Server」にスポットをあて、Mac OS X Serverのターゲットの1つであるSOHOにとって、どのようなメリットがあるのか、どんな使い方ができるのかを紹介します。
64ビット化されてパワーアップ
Leopard Serverは、2007年10月のリリースが予定されているAppleのサーバOSです。現在のTiger Server(Mac OS X Server v10.4 Tiger)の延長線上で開発が進められており、「UNIXベースの堅牢性を備えながら、優れたルック&フィールを持ち、ITの専門家でなくてもあつかえるえるサーバOS」という基本的なチャームポイントには変わりありません。