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| オープンソースデータベースを便利にするツールを活用する | |||||||||||||
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オープンソースデータベース(以下、OSSDB)は近年、機能的にも性能的にも充実してきており、エンタープライズ分野でも導入が進んできました。日本ではPostgreSQL、MySQLがその2大データベースと考えられます。これらを使用する際の注意事項を考えてみます。
表1:PostgreSQL、MySQLを利用する際の注意事項 OSSDBは商用データベースと比較して運用や保守に関しての機能が弱いため、それをなんらかの手段で補う必要があります。ここでは商用製品となりますが、PostgreSQLの保守を便利にするツール「InfoFrame DB Maintenance」とPostgreSQLやMySQLを同じインターフェースで監視するツール「InfoFrame DB Monitor」を紹介します。 |
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| InfoFrame DB Maintenanceとは | |||||||||||||
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InfoFrame DB Maintenance(以下、DB Maintenance)は、高速データセーブ・ロード機能、診断機能、修復機能のコマンド群からなるツールです。いくつかの特徴を紹介しましょう。
DB Maintenance
http://www.ace.comp.nec.co.jp/DBMaintenance/ |
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| 高速データセーブ・ロード | |||||||||||||
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ブロックイメージでのアクセスにより、高速なデータのセーブ・ロードが可能です。入出力ファイルの形式は、CSVと独自ファイル形式があります。定期バックアップなど、他システムへのデータ移行を想定しない場合、独自ファイル形式を使用するとより高速データのセーブ・ロードが可能です。 PostgreSQLに付属するCOPYコマンドはインデックスがあると非常に遅くなります。そのため、全インデックスをDROPしてデータロードし、その後インデックスを再作成するという手順をとることが多いと思われます。DB Maintenanceではデータ作成と同時にインデックスを作成するので、インデックス定義があっても高速に処理することができます。 その際、インデックスデータにあわせたインデックス作成用ソートメモリサイズを指定することでチューニングが可能です。またLinux版ではインデックスの作成をパラレルで実行することもできます。 データロード時には各種の制約チェックを行い、一意制約やCHECK制約などのエラーとなったレコードは別のファイルに出力し、正常なデータのみでデータロードを完了します。CSVファイルからデータロードする際には、ロードを行う列の指定や順序の変更、列の範囲なども設定可能です。 |
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