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最新!! サーバ運用管理ソリューション
第1回:知識がなくとも使えるClassCat Cute Server Manager
編者:シンクイット編集部
協力:
クラスキャット
2007/10/11
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「ClassCat Cute Server Manager」シリーズ
本連載では、各社から提供されているサーバ運用管理ソリューションを紹介する。第1回は、クラスキャットの「ClassCat Cute Server Manager」シリーズだ。
Xenの仮想化環境に対応した製品
「ClassCat Cute Server Manager」シリーズは、オープンソースとして公開されたSun Cobalt RaQ550の管理ツールをRed Hat Enterprise Linuxにポーティングした商用利用のインターネットサーバ管理ツールである。
「ClassCat Cute Server Manager」シリーズには、「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition」と「ClassCat Cute Server Manager IPS Edition(注1)」の2つが存在する。
※注1:
2007年10月現在、「ClassCat Cute Server Manager IPS Edition」は、βテストプログラムを実施中。
「Enterprise Edition」はXenの仮想化環境にも対応している。専門的な知識がなくともインターネットサーバとしての基本ソフトウェア(Web、Mail、DNS、SNMP、Telnet、FTPなど)の運用・管理を行える。
メールセキュリティ機能として「25番ポートブロック(Outbound Port25 Blocking)」や、「サブミッションポート(587番ポート)」「SMTP認証」をサポート。さらに「送信ドメイン認証」やオープンソースの「SPAMフィルタ」、SSL暗号化通信として「STARTTLS」や「POP over SSL」などの機能を実装している。
「IPS Edition」は「Enterprise Edition」の機能に加えて、IPS(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)を標準装備しており、よりセキュリティを重視した管理ツールとなっている。
「ClassCat Cute Server Manager」シリーズの詳細は以下の通り。
社名
株式会社クラスキャット
製品名
ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition
ClassCat Cute Server Manager IPS Edition
製品URL
http://cute.classcat.com
管理範囲
アプリケーション管理
×
ネットワーク管理
○
ストレージ管理
○
ジョブ管理
×
資産管理
×
セキュリティ管理
○
サービス管理
○
サーバ管理
○
その他(記載)
Anti-SPAM/IDS/IPS
ハードウェア要件
(メモリ、HD、CPUなど)
Red Hat Enterprise Linuxが動作するハードウェア
対応OS
Red Hat Enterprise Linux
○
Red Hat Enterprise Linux
○
SUSE Linux
×
MIRACLE LINUX
×
Turbolinux
×
UNIX系
×
Windows
×
その他
×
価格
ClassCat Cute Server Manager Enterprise Editionが、9万8,000円(税別)
ClassCat Cute Server Manager IPS Editionが、19万8,000円(税別)
表1:「ClassCat Cute Server Manager」シリーズ
次に特徴的な機能について詳しく見ていこう。
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著者プロフィール
株式会社クラスキャット
マイクロソフト日本法人在職時に、システム部門のオペレーティングシステムの開発責任者を務めていたマネージャや技術者が中心メンバーとなり、1995年10月、クラスキャットを設立。
http://www.classcat.com
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第1回:知識がなくとも使えるClassCat Cute Server Manager
「ClassCat Cute Server Manager」シリーズ
Red Hat Enterprise Linuxサーバの運用管理
侵入防止と侵入検知システム