TOPサーバ構築・運用> Red Hat Enterprise Linuxサーバの運用管理
最新!! サーバ運用管理ソリューション
最新!! サーバ運用管理ソリューション

第1回:知識がなくとも使えるClassCat Cute Server Manager

編者:シンクイット編集部
協力:クラスキャット   2007/10/11
前のページ  1  2  3  次のページ
Red Hat Enterprise Linuxサーバの運用管理

   「ClassCat Cute Server Manager」シリーズは、Red Hat Enterprise Linuxをインターネットサーバとして構築、運用・管理する場合に適したWebベースのインターネットサーバ管理ツールである。

   インストールガイドに従い、必要となるパッケージの選択や管理ツールをインストールしていくため、簡単に最適で安全なインターネットサーバを構築できる。

   インターネット環境への公開は、Webブラウザでサーバに接続し、表示された管理画面で「ホスト名とドメインネーム」「IPアドレスとサブネットマスク」を設定するだけだ。
管理画面
図1:管理画面
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   サーバ管理ツールの基本機能を表2に示す。

サーバ管理ツールの基本機能
表2:サーバ管理ツールの基本機能
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   最大の特徴は1台の物理サーバ上に複数の仮想サイトを構築できる点である。


3つあるサーバ管理権限

   「ClassCat Cute Server Manager」シリーズでは、サーバを管理する権限が「サーバ管理者」「サイト管理者」「サイトユーザ」と3つある。

サーバ管理者
物理サーバに関するすべての設定を行える。
サイト管理者
仮想サイト上のユーザの追加やメーリングリストの作成などの操作を行える。
サイトユーザ
ユーザ個人のパスワードの変更、メールの転送先変更など、権限が制限されている。

表3:サーバ管理権限

   またWebサーバやメールサーバなどの設定だけではなく、図2のようにハードウェアとサービスの動作状況を監視する機能も装備している。CPUが過負荷になった場合やサービスの異常を検知した場合は、サーバの管理者にメールで通知する機能がある。

ハードウェアとサービスの動作監視
図2:ハードウェアとサービスの動作監視
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   SNMPエージェントも実装しているので、システム運用管理製品による管理対象として運用することも可能だ。

前のページ  1  2  3  次のページ


株式会社クラスキャット
著者プロフィール
株式会社クラスキャット
マイクロソフト日本法人在職時に、システム部門のオペレーティングシステムの開発責任者を務めていたマネージャや技術者が中心メンバーとなり、1995年10月、クラスキャットを設立。
http://www.classcat.com


INDEX
第1回:知識がなくとも使えるClassCat Cute Server Manager
  「ClassCat Cute Server Manager」シリーズ
Red Hat Enterprise Linuxサーバの運用管理
  侵入防止と侵入検知システム