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最新!! サーバ運用管理ソリューション
第2回:専用クライアンソフトが不要なUnicenter Service Desk
編者:シンクイット編集部
協力:
日本CA 国和 徳之
2007/10/12
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Unicenter Service Desk
本連載では、各社から提供されているサーバ運用管理ソリューションを紹介している。第2回は、日本CAの「Unicenter Service Desk」だ。
「ITIL」に準拠したサーバ運用管理ツール
Unicenter Service Deskは、ITサービスマネジメントのベストプラクティス「ITIL」に準拠したサーバ運用管理ツールである。
ITサービス利用者からIT運用部門への問い合わせ受付からエスカレーション、障害のクローズ、問題・変更・構成管理、サービスレベル管理、ナレッジ活用まで、サービスデスク運用に求められる一連のプロセスに幅広く対応している。
Unicenter Service Deskは100%Webベースで利用できるように作られており、専用クライアントソフトのインストールは不要な点が特徴だ。また豊富なテンプレートや、資産管理などと共有可能なCMDB(Configuration Management DataBase)があるため、導入してすぐ利用できる。
運用責任者は部門の稼動効率や運用品質を定量的に分析・評価が可能で、レポート機能やダッシュボード機能を持つ。ワークフロー機能も標準で備えており、変更やリリースへの承認など、IT全般統制に求められるシステム維持プロセスの明確化、変更の承認、監査証跡などにより、内部統制を強力に支援してくれる。
図1:Unicenter Service DeskはWebブラウザから操作可能
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
Unicenter Service Deskの特徴は表1の通り。
社名
日本CA
製品名
Unicenter Service Desk
製品名略称
CA Service Desk
製品URL
http://www.ca.com/jp/servicedesk
管理範囲
アプリケーション管理
○
ネットワーク管理
○
ストレージ管理
○
ジョブ管理
○
資産管理
○
セキュリティ管理
○
サービス管理
○
サーバ管理
○
その他(記載)
上記のインシデント・問題・変更管理
ハードウェア要件
(メモリ、HD、CPUなど)
Intel x86 2Ghz以上、メモリ 2GB以上、HDD 1GB以上
対応OS
Red Hat Enterprise Linux 5
×
Red Hat Enterprise Linux 4
×
SUSE Linux
×
MIRACLE LINUX
×
Turbo Linux
×
UNIX系
×
Windows
2003 / 2000
その他
×
価格
1管理者約45万円〜
表1:Unicenter Service Desk
次に特徴的な機能について詳しくみていこう。
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著者プロフィール
日本CA株式会社 国和 徳之
マーケティング部 マーケティングマネージャー
独立系SIで受託開発やパッケージ開発プロジェクトなどを経てCAに入社。ストレージやシステムマネジメントのプリセールス、パートナー支援を経験した担当後、市場分析や製品企画を行うマーケティングへ。現在、ITILやITガバナンスをテーマとしたビジネスサービスマネジメント分野の市場啓蒙・プロモーションに従事。
http://www.ca.com/jp/
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