TOP設計・移行・活用> はじめに
BIシステム導入
システム企画担当者のためのBIシステム導入の勘所
〜速く、安く、確実に導入するには〜

第3回:BIシステムの特性を知る−基礎知識編(2)
BIシステムのアーキテクチャ
著者:アイエイエフコンサルティング  平井 明夫   2004/12/1
1   2  3  4  次のページ
はじめに

  読者の皆さん、こんにちは。前回は、BIシステム導入の目的と、実際のBIアプリケーションの事例をいくつかお話しました。

  今回は、BIシステムのアーキテクチャについてお話します。今回の話を通して、どういう技術を使用して、BIシステムが構築されるのかを理解していただきたいと思います。
BIシステムのアーキテクチャ

データウェアハウスとBI
図1:データウェアハウスとBI


  図1は、前回データウェアハウスとBIの違いを説明するために使用したものですが、これをさらに詳細なアーキテクチャに従って書き直したものが図2です。

BIシステムのアーキテクチャ
図2:BIシステムのアーキテクチャ

  この図には、以下のようなBIシステムの基本的な構成要素と技術が網羅されています。

  • 業務システム
  • ODS(Operational Data Source)
  • データウェアハウス
  • データマート
  • リレーショナル・データベース(RDB)
  • 多次元データベース
  • BIツール
1   2  3  4  次のページ


アイエイエフコンサルティング
著者プロフィール
株式会社アイエイエフコンサルティング  平井 明夫
日本DEC(現hp)、コグノス、日本オラクルを経て現職。一貫してソフトウェア製品の開発、マーケティング、導入コンサルティングを歴任。 特に、データウェアハウス、BI、OLAPを得意分野とする。現在、企業業績管理、管理会計などデータ分析ソリューションの短期導入を可能にするテンプレートやパッケージの開発を行っている。


INDEX
第3回:BIシステムの特性を知る−基礎知識編(2) BIシステムのアーキテクチャ
はじめに
  DSA(Data Staging Area)
  ODS(Operational Data Source)
  データマート