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| Webサイトの3つの「新基準」とCMS | ||||||||||||||
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前回「ビジネスで使うCMSの最新トレンド 〜 前編」の冒頭で、企業や組織・自治体においてWebサイトの果たす役割と社会的な要請についてのオーバービューを行いました。 そして、不特定多数の操作・利用を前提として、安全性を確保するために企業や自治体のWebサイトが満たすべき要件を3つのキーワードで整理しました(図1)。それらのうち、「アクセシビリティ」についてCMSが導く解の道筋を示しました。 ![]() 図1:CMSで実現する、Webサイトの3つの「新基準」 (図中のCMSの機能は、彼方株式会社のCMS「ALAYA(アラヤ)」の例) 今回は残りの2つの「コンプライアンス」と「情報セキュリティ」について、CMSにおけるキーポイントを解説していきます。 |
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| 「コンプライアンス」の実践 | ||||||||||||||
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米国企業の粉飾決算事件を機に、企業の不正を防止するための法が急速に整備され、内部統制の確立が急務となっています。 2002年に米国で成立した「SOX法(サーベンス・オクスリー法)」の日本版といわれる新たな法の準備が進められる中、日本でも情報システムにおいて内部統制の目的の1つである「コンプライアンス」の重要性が高くなってきました。 これはWebサイトでも同様に求められ、情報掲載のプロセスと情報そのものにおけるリスク管理をし、明確な責任体制とルールの下に運営を行い、企業や自治体が保つべき信頼を維持し続けることが求められます。 |
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| 掲載情報の責任の所在の明確化 | ||||||||||||||
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ここで例として、新商品のPRを目的としたWebサイトにおける「コンプライアンス」を考えてみましょう。 発表予告、商品紹介、TV-CF情報の掲載、キャンペーン告知・応募受付・終了までを一定のスケジュールにそって、Webサイト上に掲載・実施します。その際には、すべての段階で情報の正しさを保証することはもちろん、著作権法、個人情報保護法、景品表示法などの法令を遵守し続けなければなりません。 そのためには、サイト更新のすべてのプロセスを明確に定義し、正しい作業が行われているかどうかをチェックし、記録する体制を維持することが必要です。 CMSは、こういったプロセスとルールを定義し、責任を明確にします。更新作業にあたる人へ、役割にそった権限に基づく作業を促し、その履歴を保存します。これにより、掲載情報の責任の所在が常に明確になるため、組織変更や担当者の交代による管理上の空白も未然に回避できるのです。 ![]() 図2:CMSで責任を明確化 このようなことから拡大・複雑化するWebサイトの「コンプライアンス」の実践に、CMSの活用はもはや必須といえるのではないでしょうか。 |
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彼方株式会社 1995年よりWebマガジン「teleparc:テレパーク」(運営:富士通)の企画・制作・運営を行っていたテレパーク編集部が母体となり2001年に独立。企業・自治体サイトから中田英寿オフィシャルホームページといったエンターテインメント系サイトまで、自社製CMS を主軸にきめの細かいソリューションを提供中。 http://www.kanata-jp.com/ 彼方コンテンツマネジメントシステム「ALAYA(アラヤ)」 10年以上にわたるWebサイト構築・運営経験を元に、制作現場のニーズを反映し開発したコンテンツマネジメントシステム。Webサイト運営の効率化はもとより、アクセシビリティ・コンプライアンス・情報セキュリティといった近年のWebサイトに求められる要件にお応えします。 http://www.kanata-jp.com/product/index.html |
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