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| オープンソースDBの導入状況 | ||||||||||||||||
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LinuxやSolarisのオープンソース化など、OSの領域ではオープンソースというものが当たり前のように受け入れられている。しかし、OSのもう1段階上のレイヤーであるデータベースやミドルウェアにおいては、まだまだプロプライエタリな商用ソフトウェアの世界となっている。 そのような中、近頃データベース領域においてオープンソースソフトウェア(以下OSS)が注目されるようになってきた。そこで第3回目となる今回では、オープンソースDBがユーザの中にどの程度浸透しているのかをアンケート調査結果から見ていきたい。 まず、オープンソースDBの導入状況について質問を行った。その結果、既にオープンソースDBを導入しているユーザは10.2%となった(図1)。また、「導入を検討中」は1.9%とわずかだが、「導入に興味がある」は25.4%となっている。これらと導入済みを合わせると、約40%のユーザが導入意向を示していることになる。 ![]() 図1:オープンソースDBの導入状況と今後の導入意向 業種別では、OSS全般での傾向と同じように公共での導入率が最も多く29.5%となっており、2番目はサービス業で18.4%となる。一方、OSSやLinuxで見られたような企業規模に比例して導入率が高まる傾向はオープンソースDBでは見られなかった。最も導入率が高かったのは、年商501〜1,000億円の中堅クラスで15.5%となっている。 |
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| 導入されているオープンソースDBの種類 | ||||||||||||||||
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オープンソースDBを導入しているユーザと今後導入意向があるユーザ(検討中+興味がある)に対して、既に導入している、もしくは今後導入したいオープンソースDBのソフトウェアの種類について質問を行った。 ![]() 図2:オープンソースDBの種類別導入状況(複数回答可) 反対に、導入意向があるユーザに対して、これから導入したいソフトウェアを質問したところ、46.2%のMySQLが40.5%のPostgreSQLを上回る結果が見られた。両者の差は僅差ではあるものの、世界的なトレンドから見れば国内でもMySQLの普及が拡大する可能性も大きいと言えるだろう。 |
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書籍紹介 「企業情報システムにおけるLinux/オープンソースソフトウェアの導入実態と今後の展望 2005」 本記事は矢野経済研究所より発刊されている「企業情報システムにおけるLinux/オープンソースソフトウェアの導入実態と今後の展望 2005」から抜粋し、加筆、修正を行ったものです。上記調査資料には、さらに詳しいデータや分析結果が記載されています。調査資料のご購入は下記のリンクより行えます。 |
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