第3回 モチベーション別サイトの実装

モチベーション別サイト構築のゴールコンテンツを考える

 前回(http://www.thinkit.co.jp/article/114/2/)は各モチベーション別にどのようなコンテンツを提供すべきかをお伝えしましたが、今回はコンテンツが有効に機能するための設計から解析、改善までを紹介します。

 今回のモチベーション別サイト構築が有効に機能したかどうか、どのように改善されたかを計測するために意図を持ったゴールページを設計・構築する必要があります。

 以下、求人サイトを例としてゴールページ例をピックアップします。ここで重要なのは、「ユーザになんらかのアクションをさせる」「ユーザへリーチできる仕組みをもつ」「ユーザにあることをきっかけに利用したWebサイトを思い出させる」ためにゴールページを構築します。

 短期ユーザーのゴールページは、当たり前ですが求人情報への応募や会員登録です。短期的な導線としてユーザがもっとも利用するユーザシナリオ(導線)です。このメイン導線でユーザが離脱するようであれば早急に手を入れるべきです。てこ入れ策として自社サービスにもありますが、入力フォームをFlashで入力支援を行うことで大幅にコンバージョンレートが改善される傾向にあります。ご興味がある方はFlashフォーム構築サービス(http://www.creativehope.co.jp/service/tool/flashform/)をご覧ください。

 中期ユーザーのゴールページは、会員登録、メールマガジン登録です。貴社がお客さまにリーチできるように会員化へつなげるユーザシナリオ(導線)とします。例えば、年収査定をするためにメールアドレスとそのほかアンケートを入力させることで、結果をメールで通知する方法があります。リーチするリストとそのユーザーのモチベーションを分類することで効果を計れます。

 長期ユーザーのゴールページは、会員登録やメールマガジン登録にさせるのが理想ですが、無理に登録させるよりユーザが求めるコンテンツを提供しましょう。例えば、記憶に残るように実際の貴社サービスがわかるムービーを見せる方法があります。転職情報のノウハウを暇な時間に読ませるために、モバイルへ誘導して「成功する転職をケータイで読む!」とするようにモバイルでブックマーク、画面メモにさせる導線を作りましょう。

ゴール設計を明確にする

 ゴール設計を明確にして、「どんなユーザにどうやってリーチするのか」「どのように記憶に残すのか」「何があれば記憶を呼び起こすのか」を設定することで、導線上の問題点や離脱ポイント、ターゲットユーザの問題点を洗い出すことができます。またこの洗い出す際にログ解析を利用することで数値を使った定点観測ができます。

 次のページでは、「ユーザシナリオ」「コンテンツ設計」「導線」「ゴールページ」が決まった後に、Webページとして設計する情報設計について説明します。特にWebページにするためのワイヤーフレームについての説明になります。

著者について

茅野 智路

株式会社クリエイティブホープ 茅野 智路

取締役。前職にて事業企画や新規事業開発部署を経験し新規アプリケーション事業の立ち上げ、新規広告事業の立ち上げ等に従事し。現在、株式会社クエイティブホープ取締役として活動中。写真はボランティア休暇のゴミ拾いです。http://www.creativehope.co.jp/

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