SIGMABLADE導入のポイントとは?

2008年5月30日(金)
シンクイット編集部

データベース管理に向けたSQL Server 2005 サーババンドル版の活用

中堅企業の多くは中小企業からスタートし、段階的にビジネスやシステムの移行を行っているケースがほとんどだろう。そこではデータベースをはじめとした情報管理について大きな課題を放置している可能性が高い。

 その1つの例が、使用しているデータベースの問題だ。中小企業ではデータを集約管理せず、MicrosoftのAccessなど、小規模なデータベースを使って顧客情報などを管理しているケースが多い。しかしAccessでは誰もが自由にデータにアクセス可能で、しかも書き換えやデータ漏洩の問題に対して無防備な状況となる。

 そこでブレードサーバへの移行と合わせて行っておきたいのが、より強固なデータベース環境への移行だ。NECではOSと合わせてMicrosoftのSQL Server 2005 Standard Editionをサーババンドル版で提供するサービスを開始している。

 NECからOSとSQL Server 2005を同時にサーババンドル版で手配することにより、製品の納期が早く、また製品を安価に導入することが可能となり、比較的早期に安全で強固なデータベースシステムを構築できる。またWindows Server 2008への対応はもちろん、本記事で紹介したブレードサーバ以外の同社のサーバでもサーババンドル版の提供を受けることが可能だ。

 ACCESSからSQL Server 2005へ移行することで、システムのパフォーマンス向上やオンラインバックアップ/オブジェクト単位の管理が可能となる。さらにデータの整合性の保証も行えるなど、大規模かつ集中管理によってデータベースの統合を行える。

 また、SQL Server 2005を導入するにあたり、NECでは構築/運用時など各フェーズごとにサポートを提供している(図3)。また、障害時の問い合わせに対しても顧客環境に合わせた調査を行い、十分かつ迅速なサポートが受けられる点も魅力だ。

 そこでブレードサーバへの移行と合わせて行っておきたいのが、より強固なデータベース環境への移行だ。NECではOSと合わせてMicrosoftのSQL Server Standard EditionをOEMで提供するサービスを開始している。

 NECからOSとSQL Serverを同時にOEMで手配することにより、製品の納期が早く、また製品を安価に導入することが可能となり、比較的早期に安全で強固なデータベースシステムを構築できる。また来るべきWindows Server 2008への対応はもちろん、本記事で紹介したブレードサーバ以外の同社のサーバでもOEMの提供を受けることが可能だ。

 ACCESSからSQL Serverへ移行することで、システムのパフォーマンス向上やオンラインバックアップ/オブジェクト単位の管理が可能となる。さらにデータの整合性の保証も行えるなど、大規模かつ集中管理によってデータベースの統合を行える。

 また、SQL Server 2005を導入するにあたり、NECでは構築/運用時など各フェーズごとにサポートを提供している(図3)。また、障害時の問い合わせに対しても顧客環境に合わせた調査を行い、十分かつ迅速なサポートが受けられる点も魅力だ。

ブレードサーバとSQL Server導入をビジネス推進の起爆剤に

これまで見てきたように、今後のビジネスの発展を考えた場合、柔軟性あるシステム構成を実現できるブレードサーバの導入は急務であるといえる。これはシステム構成上の問題だけでなく、省スペース化や省エネルギーの観点からも非常に重要な課題といえるだろう。

 特に、中小規模からビジネスをスタートさせ、今まさに成長を遂げている企業であれば、過去の資産から新しいシステムに切り替える時に、どのような投資を行うかが非常に重要なポイントとなる。

 企業規模に関わらず、現在のビジネスにおいて迅速で正確な意思決定は重要な課題だが、データがさまざまなサーバに分散していることが多く、データの統合、分析、レポーティングは非常に時間のかかる作業である。

 SQL Server 2005は、これら一連の作業を効率化させるためにさまざまな機能を提供し、中堅企業の皆様のビジネスニーズに応えることができる。

 1からシステムを構築しなおすと、システム稼動までのタイムラグや見積もった以上のシステム規模が必要となった場合に、多くのロスが発生する。これはビジネスチャンスを逃す危険性につながり、ビジネスそのものを脅かしかねない問題となる。

 ブレードサーバを導入し、かつVMwareをはじめとした仮想環境を組み合わせることこそが、今発展するビジネスの継続を支える柱であり、また今後の事業拡大にも対応できる土台を作ることに他ならない。

 もはやブレードサーバは大企業だけのものではない。自社のビジネスを拡大するために準備すべきものとして、ブレードサーバを視野に入れてシステムの再構築に挑んでもらいたい。

著者
シンクイット編集部

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