第3回:ステートフルセッションBeanでの実装 (2/3)

EJB 3を再考する
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第3回:ステートフルセッションBeanでの実装

著者:レッドハット  田澤 孝之   2007/10/16
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ステートフルセッションBeanでの実装

   前回のモデルでは口座はクライアント側で生成して管理していました。ここでは銀行処理のビジネスオブジェクト内で口座を管理させるモデルを考えます。

   ステートレスセッションBeanの実装ではクライアントが口座オブジェクトを生成し管理していましたが、口座をモデル内で管理するのでステートフルセッションBeanで実装します。ステートフルセッションBeanでのイメージを以下に示します。
ステートフルセッションBeanでのイメージ
図1:ステートフルセッションBeanでのイメージ
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   以下に今回利用するクラス図を示します。

利用するクラス図
図2:利用するクラス図
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   インターフェースには@Remoteアノテーションを定義(1)します。また、新しく口座オブジェクトを操作するメソッドが3つ追加(2)されています。ステートフルセッションBeanはライフサイクルが短いオブジェクトです。一連の処理が終了したらこのオブジェクトを削除する必要があるため、destoroyメソッドを用意(3)します。

インターフェース BankControl.java
インターフェース BankControl.java
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   次に実装クラスです。BankControlBeanクラスにはステートフルセッションBeanであることを示すため@Statefulアノテーションを定義します。ステートフルセッションBeanは生成したクライアント専用となるため、クライアントとの会話情報を保持することが可能です。

   BankControlBeanではメンバ変数に口座の情報accountを保持(2)します。口座生成メソッドcreateAccount(3)では、accountオブジェクトを生成しています。BankControlBeanを削除するdestoryメソッドには、このメソッドが呼ばれたら削除することをコンテナに通知するために@Removeアノテーションを定義(4)します。

実装クラスBankControlBean.java
実装クラスBankControlBean.java
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レッドハット株式会社 田澤 孝之
著者プロフィール
レッドハット株式会社  田澤 孝之
JBossグループ SE部 マネージャー
1989年より日立製作所にてIT業界に身をおく。1998年より日本BEAシステムズにてTPモニタ、サーバサイドJavaにフォーカス。特にJ2EEに特化しプリセールス、インストラクタ、SOAコンサルタント業務に従事。2006年よりファストサーチ&トランスファで企業向けサーチソリューションコンサルタントを経て、2007年よりレッドハットにてJBossの販売提案と導入技術支援を行う。「EJB 2.0 徹底攻略」(技術評論社)など著書、共著多数。


INDEX
第3回:ステートフルセッションBeanでの実装
 EJB 3クライアントの実装
ステートフルセッションBeanでの実装
 ステートフルセッションBeanでの実装(続き)
EJB 3を再考する
第1回EJBのすべてを知る
第2回ステートレスセッションBeanでの実装
第3回ステートフルセッションBeanでの実装
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