エクセルソフト、Java言語向けの統合開発環境の最新版をリリース

2014年11月12日(水)

エクセルソフトは11月7日、Javaアプリケーション開発者が簡単かつストレスなくアプリケーションを作成できるJavaプラットフォーム向けの統合開発環境(IDE)の最新版「IntelliJ IDEA 14」を日本国内で販売開始した。IntelliJ IDEA と総合的なツール群は、Java、Scala、Groovy、その他の言語によるWeb 開発、企業向けフレームワーク、最先端技術の統合を強力に支援する。

IntelliJ IDEAは、Javaアプリケーション開発者の生産性を向上できる IDE(統合開発環境)。インテリジェントなエディター、コードアナライザーおよび強力なリファクタリング機能により、さまざまなプログラム言語、フレームワーク、テクノロジーをサポートする。

多くのJava IDEが提供される中で、IntelliJ IDEAが数多くの Java 開発者から強力に支持されている要因には、充実したコード入力支援機能、定評あるリファクタリング機能がある。また、時間を要する使用環境の設定やプラグインの設定などは必要なく、インストールするだけの簡単な作業ですぐに使用できる。

IntelliJ IDEA 14の主な新機能は以下の通り

・ビルトイン デコンパイラ
Javaクラス用のビルトインデコンパイラが含まれる。サードパーティーのプラグインを使用することなく、ソースコードのないライブラリの中身を確認することが可能。

・改善されたデバッガー
機能強化されたデバッガーでは、エディター内で変数の値をその使用場所のすぐ隣に表示することが可能。また、選択したオブジェクトを参照するすべてのオブジェクトの確認、ラムダ式と匿名クラスの評価などが可能になった。

・インスペクションの向上
自動的に @NotNull、@Nullableおよび@Contractアノテーションを予想する新しいキーコード分析機能が追加された。

・新しいコードエディター
コードスタイル設定に応じて動作するバックスペースキー機能、コードスタイルの検出機能、エディター内でのプロトタイプ試作機能、スマートなコード補完、コピー&ペースト機能、デフォルトショートカット設定、ビルトインのHTML/RTFコピー機能など、エディターに数々の機能が追加された。

・フレームワークサポート
主要なオープンソースおよび商用アプリケーションサーバーの最新バージョンをサポートする。GlassFish 4.1、TomEE 1.7.1、WildFly 9.0.0およびtcServer 3.0.1 などが含まれる。また、HTML5モバイルアプリケーションを生成、起動、デプロイすることもできる。Adobe PhoneGap、Apache CordovaおよびIonicフレームワークなどもサポートされる。


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