|
|||||||||||||||||||||||||||||
| 前のページ 1 2 3 4 次のページ | |||||||||||||||||||||||||||||
| 2. 現状を分析して戦略マップを作る | |||||||||||||||||||||||||||||
|
次に、現状の業務を業務棚卸などによって調査・分析し、その結果から戦略的目標を抽出し、その目標の達成度を評価するための指標を設定する(表4)。これらをもとに、「業績」「顧客」「業務プロセス」「学習と革新」の4つの視点からなる構造化された戦略マップ(図2)を作成して、視点ごとの目標の因果関係を明確にする。
表4:戦略目標と指標 なお、今回の事例は公共機関を対象としているため、「財務」ではなく行政の最終ゴールである「業績」を最上位に設定した。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
| 3. あるべき姿を描いてスコアカードを作る | |||||||||||||||||||||||||||||
|
現状分析と戦略マップをもとにして、戦略経営に適った電子決裁・文書管理システムの導入後のあるべき姿(ベストプラクティス=理想像)を設計し、視点ごとの評価指標を選定、スコアカード(評価分析票)を完成させる(図3)。 例えば、戦略的目標の1つとしてあげられている「起案の簡素化」のあるべき姿は、簡単な手続かつ的確な判断で起案できることである。そして、起案様式がどの程度テンプレート化されているか、組織横断的にテンプレートを利用できるか、決裁ルートの雛形があり選択可能になっているか、起案のルールが明確になっているかなど、各々評価尺度を設けて点数を付ける。 そして、スコアカードの分析ロジック(配点=重み付け、評価尺度など)に基づいて試算を行い、現状/情報システム導入後/運用改善後(BPR後)を数値化する。 |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
前のページ 1 2 3 4 次のページ |
|||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||



