|
||||||||||||||||||||||||||||||||
| 前のページ 1 2 3 4 次のページ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
| 各コンポーネントの構成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
ここでは、今回のテストに用いたDell PowerEdge 1855ブレードサーバとESX Server 2.5.1の導入および構成内容について説明します。 以降に、VMware ESX Server 2.5.1、ゲストOS、LAMPスタック・コンポーネントの導入と構成に用いた具体的な手順、使用したハードウエア・コンポーネント、テスト環境に用いたアーキテクチャを示します。さらに、データベースのセットアップと作成手順についても説明します。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
| ハードウェア・コンポーネントの接続 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
表2は、テスト環境で使用したハードウェア・コンポーネントをまとめたものです。
表2:ハードウェア・コンポーネント
図1に、各ハードウェア・コンポーネントの接続方法を示します。 ![]() 図1:テスト環境に使用した各種のハードウェア・コンポーネント |
||||||||||||||||||||||||||||||||
| SANの構成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
ファイバチャネル・スイッチのゾーニングとNavisphereのストレージ・グループを正しく設定した後、4つのLUNを作成しました。各LUNは、それぞれ3台の66GBディスク(10,000回転)を使ってRAID 0を構成しました。 LUNのうち1つは、ESX Serverシステム用のRAID 5 VMFSボリュームを作成するのに使い、残り3つのLUNは、ロウ・ディスク・マッピング(RDM)を使う仮想マシン専用に割り当てました(注2)。
注2:
ESX Server 2.5のリリース以降から、ロウ・デバイス・マッピング(RDM)によって、VMFSボリューム内にある特別なファイルをロウ・デバイスのプロキシとして動作させることが可能になりました。このマッピング・ファイルは、ディスクへのアクセスを物理デバイスにリダイレクトするときや、ディスクを管理するときに使われるメタデータを含んでいます。このようなマッピング機能のおかげで、VMFSの管理機能に、高性能なロウ・デバイスを取り入れることができます。RDMの詳細は、以下のURLをご参照ください。
http://www.vmware.com/pdf/esx/esx25_rawdevicemapping.pdf ロウ(生)デバイスを使う理由の1つは、性能上のメリットがあるからです。ロウ・デバイスに対しては、データベースの高度なデータ管理アルゴリズムが適用されるため、性能を最大限に伸ばすことができます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
| ESX Server 2.5.1のインストール | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
「Dell VMware ESX Server 2.5.1デプロイメント・ガイド(注3)」に記載された推奨手順に従って、PowerEdge 1855ブレードサーバにESX Server 2.5.1ソフトウェアをインストールしました。
注3:
Dell PowerEdge でESX Server を使用するときの推奨事項は、以下のURLをご参照ください。
http://www.dell.com/downloads/global/solutions/vmware_251_deployment_guide.pdf 次の表3に、インストールしたESX Serverのコンポーネントを示します。
表3:ESXのコンポーネント
ESX Serverソフトウェアは、PowerEdge 1855ブレードサーバの内蔵SCSIハードディスク(73GB)にインストールしました。2台の73GBディスクを使ってミラーリングを構成することで、フォルトトレランスを提供しています。オンボードのGigabit NICのうち一方をサービスコンソール専用に、もう一方を仮想マシン専用に割り当てました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
| VMの作成とゲストOSのインストール | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
ESX Serverソフトウェアをインストールした後は、VMware VirtualCenterを使用して2つのVMを作成し、どちらのVMにも、Red Hat Enterprise Linux 3 Update 4(RHEL3 U4)をインストールしました。 それぞれのVMにつき、1基の仮想CPU、512MBのRAM、1台の仮想ディスク(「.vmdk」ファイルをVMFSボリュームに作成)、1台の物理ディスクを設定しています。この物理ディスクは、RDMを使ってシステムLUNに直接アクセスします。いずれのゲストOS上にも、VMToolをインストールしました。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
前のページ 1 2 3 4 次のページ |
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||


