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InterBase
パッケージアプリケーション向けデータベース再考

第1回:パッケージアプリケーション作成に最適なデータベースはなにか?

著者:ボーランド  高橋 智宏   2006/12/26
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InterBase製品概要

   最後にInterBaseの製品概要を簡単に紹介しておく。

   InterBaseには、用途別にServer EditionとDesktop Editionの2つのエディションが用意されている。
Server Edition

   通常のRDBMSと同様にネットワーク上のサーバとして稼動する。OLTPシステムでのサーバとしての利用を想定しており、Webアプリケーションなどのバックエンド・データベースエンジンとしても利用できる。


Desktop Edition

   スタンドアロンアプリケーション用の製品である。アプリケーションとデータベースが同一マシン内で稼動するような、デスクトップアプリケーションに利用できる(Desktop Editionは、Windowsのみ)。

  Server Edition Desktop Edition
メモリ 32MB以上の空きメモリ
ハードディスク 20MB以上の空きハードディスク容量
インストール媒体 CD-ROM
サポート・プラットフォーム Microsoft Windows 2000(SP4)
Windows Server 2003(SP1)
Windows XP Professional(SP2)
Red HatR Enterprise Linux 3  
SE Linux Enterprise Server 9
接続形態 リモート / ローカル ローカルのみ
ANSI SQL-92 をサポートする
データベースエンジン
セルフチューニング機能による
容易なメンテナンス
SMPサポート ×
接続ユーザーの監視 ×
Unicode、その他の
国際文字セットに対応
C/C++、Delphi 言語など
多言語からの接続をサポート
JDBCドライバ(Type 4)
(JDK1.2、1.3、1.4、J2SE 5.0)
×

表1:InterBase製品概要


次回は

   今回はInterBaseの概要の説明で終わってしまった。次回は実際にInterBaseによる開発手法を紹介していこう。

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ボーランド株式会社 デベロッパーツールズ事業本部 高橋 智宏
著者プロフィール
ボーランド株式会社  デベロッパーツールズ事業本部
高橋 智宏

DOS時代からの熱狂的なBorlandファンであり、Borland社員。専門はx86アセンブラ,C/C++,Java,Delphi,.NET,CORBA,RDBMSなど様々。エヴァンジェリストを務めつつ、積極的にコミュニティに参加している。京都大学法学部卒。


INDEX
第1回:パッケージアプリケーション作成に最適なデータベースはなにか?
  パッケージアプリケーションに向いたデータベース
  開発のことも考えておこう
InterBase製品概要