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| アンテナで必要な情報はもらさずキャッチ | ||||||||||||
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ブログやブックマーク、コメントなどの機能によって、沢山の情報が社内SNSに溜まってくると、今度は情報の洪水になってしまい、情報を読むことに時間を消費してしまう、という問題が発生します。 元々、情報共有を実現し、社員の生産性をあげることが狙いであるのに、社内SNSを利用することで余計なコストがかかってしまっては本末転倒です。 そこで、自分にとって重要な情報だけを漏らさず効率的に読むための機能として、アンテナ機能を用意しています。これは社内SNSに統合された一種のRSSリーダといえます。この機能は、利用者ごとに関連するブログのエントリや掲示板などの最新情報を、システムが定期的に集めて未読既読の管理をしてくれる機能です。 アンテナが集めてくれる情報は、利用者ごとに変わってきます。表3に、デフォルトで用意されているアンテナを記しました。これ以外にも、自分自身でアンテナを設定することが可能です。
表3:アンテナの種類 |
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| その他の機能 | ||||||||||||
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ほかにも、利用者が限られているからこその機能として、ランキングや利用状況を把握をする機能があります。 また社内システムではありますが、遊び心も持たせたいと考え、利用者ごとにページのスキンを変更できるようにしたり、ブログのエントリをそのまま「高橋メソッド」のような形でプレゼンテーションができる機能などがあります。 今回は、TISで導入した社内SNSの機能のうちの一部を紹介しました。現在、TISの社内SNSは運用状態に入っていますが、それでもまだ開発を続けています。これは、Web 2.0でいう「永遠のベータ版」という考え方を踏襲しています。そのような理由から今後も機能拡張やユーザビリティの向上は続けていく予定です。おそらく、本連載が終了する頃には、また新しい機能が追加されさらに洗練されているでしょう。 次回は、そのように継続的に機能の改善を加えていくためのプロジェクトの進め方や体制、またAjaxを使ったユーザビリティについて解説していきます。また今回は紹介だけだった、Googleを使った全文検索についてより詳しく紹介します。 |
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