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| Payback Periodの算出 | ||||||||||
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PP(Payback Period)の算出には、金銭の時間的価値をキャッシュフローに組み込むことで、より現実的な投資回収期間を見積ることが可能となる。 PP算出の際には、以下のポイントに留意する。
表5:PPの留意ポイント |
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| 次世代のIT投資評価:企業価値の評価から | ||||||||||
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ITが企業価値に大きな影響を与える機会を提供する道具と定義した場合、業務価値と顧客価値の観点からIT投資を捉える必要がある。 業務価値とは顧客に製品やサービスの提供を向上させることである。顧客価値とは製品・サービスの付加価値を向上させることだ。 それぞれの評価指標を表6に示す。
表6:IT投資効果の算定を行う評価指標 ここまで3回に渡って、企業がITへの投資の際に必要となる数字的な判断材料をいかに算出するかを説明してきた。上記のような評価指標を用いてIT投資効果の算定を行う。なお、顧客価値の評価指標を用いた投資効果の算定については別の機会に述べたい。 経営的には必要/不必要といったものだけではなく、費用対効果のみならず、様々な観点から投資というものを考えていかなければならないことがおわかりになられただろうか。普段、あまり目にしないような数式や用語が多くなってしまったが、次世代のITを担う人たちへ今後の参考となれば幸いである。 |
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