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実証実験で構築したシステム
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IPA実証実験の目的はこれらシステムの構築をOSSで推進するか調査することにあります。しかし、一度にすべての調査を行うのは無理があるため、実証実験ではまず、以下の3つの基盤をOSSで実現できるかを調査しています。
表1:実証実験で調査された3つの基盤
この調査を行うために構築されたシステムは図2のようになります。

図2:実証実験で構築したシステム (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
このシステムすべてがOpenLDAPを認証基盤として利用しています。つまりOpenLDAPによって、すべてのシステムが同じユーザ名、パスワードでアクセスできるということです。
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大分県庁実証実験システム詳細
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個々のシステムの概略を表2にまとめました。これをみてわかるように、すべてのシステムがOpenLDAPで認証を行います。

表2:構築基盤の詳細 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
最終的に構築された実証実験システムは、図3のような構成になりました。

図3:大分県庁実証実験システム (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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著者プロフィール
オープンソース・ソリューション・テクノロジ株式会社 小田切 耕司
代表取締役 チーフアーキテクト 早稲田大学理工学部電気工学科卒業。三菱電機計算機製作所に入社し、汎用機、UNIX、Windowsの開発を経てミラクル・リナックス社へ2001年入社。日本発のSamba解説本を執筆し、Samba日本語版を最初に開発した。日本Sambaユーザ会の設立にも寄与し、初代代表幹事を務める。2006年10月に新会社オープンソース・ソリューション・テクノロジを設立し、オープンソースソフトウエアのサポートやコンサルティングなどを手掛けている。
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