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CentOS
CentOSでインターネットサーバを構築しよう

第2回:イントラネットサーバをはじめよう

著者:オープンドリーム  池田 友子   2007/7/9
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言語の設定

   次に利用する言語の設定を行います。Apacheの通常設定はUTF-8になっていますが、これを「EUC-JP」へ変更します。下記のようにUTF-8の一文にコメントを入れ、EUC-JPを一文挿入します。
#AddDefaultCharset UTF-8 ←コメントアウトします。
AddDefaultCharset EUC-JP ←挿入します。


ドキュメントルートの設定

   ドキュメントルートをphpGroupWareのソースを展開したディレクトリに合わせます。

DocumentRoot "/home/groupware/phpgroupware"

   設定後、Apacheを再起動します。

#/etc/init.d/httpd restart

   次に「http://www.xxx.co.jp/phpgroupware/setup/」へWebブラウザでアクセスし、動作するかを確認してください。このときURLはphpGroupWareをインストールしたマシンのアドレスとなります。


phpGroupWareのセットアップ

   phpGroupWareのセットアップを行うには、Webブラウザでアクセスし、コンフィギュレーションパスワードを設定しなくてはなりません。


   セットアップにはこの他にデータベースの設定などがありますが、それぞれの環境に合わせて適切に設定をして保存します。今回はヘッダ設定管理用パスワードとコンフィギュレーションパスワードを設定し、データベース設定に「DBホスト名:192.168.xx.xx、DB名:phpgroupware、DBユーザ:phpgroupware、DBパスワード:opendream」を設定しましょう。

変更する箇所
図2:変更する箇所
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

   設定が終わったら、再度「http://www.xxx.co.jp/phpgroupware/setup/」へWebブラウザでアクセスし、設定したコンフィギュレーションパスワードを入力してログインします。


1. テーブル作成

   インストールボタンをクリックするだけでテーブルが作成されます。セットアップ画面で設定したDB名にテーブルが作成されます。

インストールボタンをクリックしてテーブルを作成
図3:インストールボタンをクリックしてテーブルを作成
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


2. 環境設定

   環境設定ボタンをクリックして次の画面へ進みます。ファイル管理用ディレクトリのパス名/home/groupware/phpgw/filesを指定して保存します。

環境設定ボタンをクリック
図4:環境設定ボタンをクリック
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

ファイル管理用ディレクトリなどを設定する
図5:ファイル管理用ディレクトリなどを設定する
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)


3. アプリケーション設定

   アプリケーション設定ボタンをクリックすると使用できるアプリケーションの一覧が表示されます。必要ない場合削除もできます(図6、7)。

アプリケーション設定ボタンをクリック
図6:アプリケーション設定ボタンをクリック
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

アプリケーションの一覧が表示
図7:アプリケーションの一覧が表示
(画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)

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株式会社オープンドリーム 池田 友子
著者プロフィール
株式会社オープンドリーム  池田 友子
ネットワークに興味を持ち、IT業界に足を踏み入れた。Linuxを中心に学んできたが、知識・技術の幅を広げたくなり、オープンドリームに入社。その旺盛な好奇心から、Linux以外の分野にも積極的に取り組んでおり、OS・サーバ・データベース・プログラミングなど、オールマイティなオープンソース技術者を目指して日々修業を続けている。


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第2回:イントラネットサーバをはじめよう
  インターネットサーバとイントラネットサーバ
言語の設定
  4. 言語環境設定